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井戸弁護士と西山美香さんの無罪確定!西さんからのメール

みなさま  西英子です。

いろんな集会や街宣にでかけみなさんとおあいするのが楽しみでしたが、
今は集会などが中止で、家に閉じこもって1か月半たちます。
みなさんに読んでいただきたいことを書きました。

(1) 西山美香さんの無罪が4月2日に確定!

 滋賀県の湖東記念病院事件の再審裁判で無罪判決がでました。
 被告の西山さんはずっと無実を訴えてきたにもかかわらず。殺人罪
 懲役12年の判決で20~30代の「青春」を12年間監獄で生きました。40才
 でやっと再審無罪判決を勝ちとることができるまで。 なぜこれほど長き
 にわたって西山さんを苦しめてしまったのか。
 残酷なえん罪がなぜ起きてしまったのでしょうか。

 判決を言い渡した大津地裁の裁判長が最後に言われたこと。
 「もう西山さん、うそ(自白)をつくことはないから、これからは普通の女性
 としてがんばっていってください」と。
 彼女は「本当にうれしかった」と声をふるわせ、涙をぬぐいながら支援者
 たちに伝えました。

 弁護団長の井戸謙一さんが、4月1日の朝日新聞のインタービューで次のように
 答えています。
 「弁護側の主張をほぼすべて認めてくれたすばらしい判決です。判決の言い渡し
 後、裁判長が西山さんに 『この事件は日本の刑事司法を変えていく大きな
 原動力になるでしょう。すべての刑事司法関係者がこの事件を自分のこととして
 受けとめ、改善に取り組まなければなりません。』と語りかけてくれたことは
 本当によかったです」と。

   <ウソの自白で有罪判決>

 井戸弁護士は、この弁護を最初は「断りたい」と思ったが、本人やご両親が
 無実だと訴えている以上、誰かが弁護しなければならないと思われました。
 この事件は高齢患者の人工呼吸器のチューブが外れてアラーム音が鳴った
 かが焦点になりました。
 看護助手をしていた西山美香さんは警察に「アラーム音は鳴ったのか」と聞
 かれたとき、若い刑事に対していろんな事情から「チューブを外して殺した」
 とウソの自白をしてしまったのです。しかし、西山さんは「あれはウソだった」
 という手紙を深夜 警察署に持っていきました。
 しかし、警察はこのことを伏せてしまって、殺人罪の判決にいたったのです。

 井戸弁護士が無実を確信した瞬間。
 「必死になって『アラーム音は鳴っていなかった』と訴え続ける西山さんの姿は
 真犯人なら絶対にしないであろう行動です。このとき無実を確信しました」と
 井戸弁護士は言っています。

   <証拠を隠して有罪判決>

 さらに、警察は西山さんを逮捕する前に「たんを詰まらせて自然死の可能性がある」
 との鑑定医が述べたという捜査報告書もつくっていたのです。しかし、警察と検察
 はその証拠を隠し、警察が作った「ウソの自白」だけで殺人罪の判決で、西山さんを
 12年間も服役させてしまったのです。
 今回、井戸弁護士だったからこそ、無罪判決を出させることが出来たのだと私は

思います。

 西山さんが起訴される前や、初めの裁判中にこれらの証拠が開示されていたら、
 西山さんは無罪だったのです。井戸弁護士は「裁判官が証拠開示にもっと積極的
 な姿勢を示せばできることです」と言っています。
 
 「問われるべきは捜査の在り方、裁判のあり方、刑事司法の在り方です。
 関係者が自分のこととして考え、改善に結びつけていかなければ」と
 今回の判決を出した裁判長は述べておられます。これが実行されることを
 切実に願っています。


(2) 井戸謙一さんはこんな人

 井戸さんは、57才で裁判官を辞め、弁護士になりました。金沢と京都で地裁の
 裁判長を8年間務めました。現在66才です。
 金沢地裁の裁判長当時、原発の運転差し止め判決や住民基本台帳ネットワーク
 に対する違憲判決を出しました。
 体力のあるうちに弁護士もやってみたいと考えていたそうです。

 「裁判官も弁護士も困っている人を助ける仕事という点では同じでです。その人
 との距離が弁護士の方がぐっと近い。今回のように冤罪被害者を救うことができ
 ると喜びはひとしおです。」と言っておられます。

(3) 再審で無罪を勝ちとった 赤堀政夫さんのこと 注)参照

 この方から今年も年賀状をいただいています。以前、集会で何度かお会いしたことが
 あって知り合いになりました。
 冤罪が、再審の判決で無罪になった方です。以前、「赤堀さんを知っているよ」と井戸
 さんに言いましたら、「お元気ですか。今度会ったら私がよろしく言っていたと伝えて
 ください」と言われました。井戸さんは裁判官として再審判決にかかわられたのでは
 ないかと思いました。

 昨年、赤堀さんを知っている人に会いまして、近況をお聞きしましたら、
 「重い認知症にかかって、老人ホームに入っている。病状がよくなったら、西さんを連
 れていってあげる」といわれてそのままになっております。もう90才を過ぎておられる
 ます。お元気なうちにお会いして、井戸弁護士のことをお伝えしたいと思っています。
 
 注)1954年に静岡県島田市で起きた幼女誘拐殺人事件。赤堀さんが犯人とされ死刑
   判決が確定したが、1989年に再審で無罪になった。「島田事件」と呼ばれている。
赤堀さんは35年間、独房ですごした。四大死刑冤罪事件の一つである。
 
 


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猫と暮らしバラ栽培、ミュージカル、玉三郎観劇、動物園巡礼にはまっています。

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