クローズアップ現代  猿橋勝子さん



~猿橋勝子さんが遺したもの~

日本の女性科学者の先駆け、猿橋勝子さんが亡くなった。猿橋の名が世界に知られるようになったのはビキニの水爆実験である。猿橋さん(気象研究所)が発表した海洋核汚染データに対し、水爆実験を押し進めるアメリカ政府が激怒。しかし、6ヶ月に渡る分析競争の末、結局米国側が白旗を揚げたのだ。気象研退官後の1981年に創設した「猿橋賞」は、女性科学者の地位向上の原動力となり、受賞者の中から女性物理学会会長、地震学会会長も誕生した。「猿橋さんを偲ぶ会」に出席した27人の受賞者への取材を通じ、科学界という「男社会」で生きた猿橋ら女性科学者たちの葛藤と闘いの日々を描く。
(NO.2499)

スタジオゲスト : 中村 桂子さん
    (生命誌研究者)
 
 写真と上記はクローズアップ現代からお借りしました。

 なんて立派な人なんでしょう。アメリカが核実験は安全だと砂漠や太平洋で(広瀬隆の「ジョン・ウェインはなぜ死んだか」等読んだ時は衝撃だった)実験を繰り返していた時代に海水に含まれる放射能を測定しアメリカに突きつけた。

 「汚染の実態を訴えるのは日本の義務。」猿橋さんの言葉

 コレは九条も同じだ。世界の人は日本が平和憲法をもってると知らない人も多いがいったん知ると戦争しない国、とうらやむという。アメリカの青年が九条アピールのため日本全国を行脚してる皮肉な時代。


 猿橋さんは生涯かけて壮絶な闘いをして世界で尊敬される地球科学者となった。

 猿橋さんは反骨の女性科学者、女性化学者を励まし続けた人
 
 女性が波風を立てるのははしたないといわれた時代があった。

 猿橋さんは中央気象台の三宅先生(男性)からキュリー夫人と同じテーマを与えられ導かれた。彼女も後進の業績をいち早く認め励ますため猿橋賞を創設した。

 
 日本ではあの第5福竜丸に象徴されるビキニ水爆実験、その頃のアメリカは実験は安全!と主張。

 大きな憤りを感じ汚染の実態を明らかにしようとした猿橋さん。
 
 ところが貴重な死の灰を巡り女性に分析をまかせるわけにはいかないという男性中心社会だった。

 しかし一流の分析者でも誤差は100分の一の時代、猿橋さんは1000分の一という度肝ぬく正確さ。

 太平洋の汚染がアメリカの発表の最大百倍の深刻と世界に発表

 猿橋さんはデータを改ざんしていると攻撃された。

 アメリカの権威フォルサム博士の研究所に乗り込み海水の中に含まれる放射能の分析競争となった。なんという勇気

 汚くて狭い小屋を与えられ自分で大量の海水を運び、手製の分析器を使っての道場破り。めげそうになった彼女を励ましたのは日本の男性研究者だった。

 ついに博士が彼女を認め尊敬するようになった。翌年、アメリカは大気圏の核実験を停止した。



 中村桂子さんは「男性にも女性性があると思うが今は女性性が生かされる時代。日常が大事。心や環境問題にその女性性が生かされる」と締めくくられた。

 猿橋賞受賞の女性科学者の子育てとの両立の話も涙無しでは見られません。後日に続きます。


 

 



 





 

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