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『コーラス』と『幸せはシャンソニア劇場から』





テレビでドミンド指揮「アイーダ」を観て思い出しました。

ちょっと前に観た映画です。『コーラス』『幸せはシャンソニア劇場から』ご覧になったことがありますか。

2005年に日本公開され、大ヒットを記録した『コーラス』内容も音楽も素晴らしくて即CDを買いずっと聴いていました。
今聞いても泣けそうにいいのです。
何と澄んだ綺麗な高音、しかも美少年!

2004年のフランス興行成績第1位、870万人を動員した感動作.第77回アカデミー賞、第62回ゴールデン・グローブ賞ともに外国語映画賞にノミネート。+クリストフ・バラティエ監督は、ジャック・ペランの甥にあたる。ペピノ役のマクサンス・ペランはペラン氏の息子。

ボーイソプラノはあんまりなのですがこのジャン=バティスト・モニエ君は違います。
3000人の候補の中から選ばれた、サン・マルク少年少女合唱団合奏団のソリスト。
悪がきという設定なのですがこの寄宿学校の校長はとんでもない人、まるでジェイン・エア。他の映画でもみたことありますけど。(男の子をたぶらかした罪!で修道院に隔離された少女の話、必死で逃げ出すのですが何という題名だったか親から引き離されてまるで罪人扱い。)

そこに音楽家になり損ねた教師ジェラール・ジュニョがやってくるのです。この俳優さんが又いい味です、
小太りで何とも言えない良き人物。
ママに逢いたい、ひたすら面会日を待ちわびる子供たち、来ない親もいる哀しさ。
ジャン=バティスト・モニエは「たけしの誰でもピカソ」に出て「赤い靴」を日本語で歌ったそうです。動画を探しているのですが。

音楽の素晴らしさを教えられて成長する物語でした。そのスタッフ・キャストが再結集して作り上げたフレンチ・エンターテインメント映画『幸せはシャンソニア劇場から』も観た。昨年の事ですがアップできていませんでした。


こちらも子供が登場します。


『幸せはシャンソニア劇場から』1936年パリ。人々から愛されてきたシャンソニア劇場が閉鎖した。劇場で働いていたピゴワルの息子ジョジョは、落ち込む父を気遣い、街角でアコーディオン弾きを始める。だがそれが元で2人は離れ離れになり……

好きな舞台のお話に親子関係、レジスタンスも出てきます。


『リトル・ダンサー』のミュージカル版、日本では上演できないのでしょうか、いい映画でした。男の子がバレエなんかやるのはおかしいと父親からも叱られるのですが…

男声版スワンレイクこちらに動画あります。アダム・クーパーのスワンレイクとリトルダンサー

『コーラス』ストーリー

世界的指揮者のピエール・モーランジュは公演先で母の訃報を知り故郷のまちに戻る。すると降りしきる雨の中、少年時代をともに過ごしたペピノが訪ねてきた。片手には日記をもって…それは自分に生きる希望を与えてくれた官舎(先生)のものだった。

1949年、第二次大戦後の貧しい暮らしで、親たちとの別居を余儀なくされた子供たち、素行に問題があり親元を離れた子供たちの寄宿舎<池の底>。そこへ新たに音楽教師のクレマン・マチューが赴任してくる。

最初に出会ったのは、母親の「土曜に迎えに来るからね。」の言葉を信じて門で待っているペピノ。驚いた事に、<寂しさ>で心のすさんだ子供たちが待っていた。子供たちの本来の純粋さを取り戻そうとマチューは、あることを思いつく。
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