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94歳の被爆医師:肥田舜太郎

 
 
 
 
 


 ■ 肥田先生の講演会の話
 
肥田先生は、28歳のときに、広島に原爆が投下された直後から、
数え切れないほどの被ばく者を診てきました。
 
ピカに遭い、体中焼け爛れたおばあさんがこう話しかけてきたそうです。
「私は何で、こんなことになったんでしょうか?」
 
そのおばあさんは、庭で赤ん坊のおむつを干していたところ、爆風に遭い、飛ばされ、気絶し、
目を覚ましたらこんなことになっていたそうです。

このおばあさんのように、原爆が落とされたということも、自分に何が起こったのかかも分からないままに死んでいった人たちがいるのです。
先生は、死んでいった被爆者たちのことを想いながら命がけで行動してきたのです。

先生自らも、直接ピカには遭わなかったものの、内部被曝をしている被ばく者の一人です。

ピカに遭って死んでいく人には、皮膚に出る紫斑、口や鼻、目からの出欠、脱毛という症状が見られました。こういった症状が出た人たちは皆、死んで行ったそうです。
ところが、ピカに遭ってなくて後から市内に入った人の中にも同様の症状がみられました。
後になって解ったことは、これが、内部被曝によるものだったということです。
内部被爆とは気中に舞う放射能を吸い込んだり、放射能で汚染された水を飲んだりして身体の内側から被ばくすることをいいます。

肥田先生は現在94歳ですが、驚くほど生命力にあふれ、力強く心に訴えるお話をしてくださいます。
これほどまでに揺るぎの無い信念をもって被爆医療を続けてきた医師はほかにはいません。
 


■ 医師肥田舜太郎さん講演「58年間ヒバクシャを診てきた」
(原子爆弾の)爆発のときに上から降ってきた放射線に直接貫かれたのを、これは「直爆」と言いますね、
直接ヒバク。これだけは政府もちゃんと認めてます。

ところが、あとから街へ入った人、つまりその日の午後ね、遠くにいた周りの部隊から兵隊がいっぱい来た。
部隊の命令で救援に入ってるんですね。消防夫も来ます。
これがみんな焼け跡で大騒ぎして、どんどん死にました。
それから警察官も死んだ。援助に入った人がだいぶ死んだんですね。死なないまでも、みんな病気になります。で、それが一月越しの、三月越しの、半年越しの、みんな死んでいくわけですね。

つまり、あとに入って、空中やそこら辺に残っていた放射性物質のついた埃を吸い込むんです。
それが体内に入って、何十年もかかって人を殺していく。これが低線量ヒバク、体内ヒバクの恐ろしさなんです。原子力発電所で漏れてくる放射線にやられるのはみんなこれです。それから今アメリカに260万とか300万と言われるヒバクシャがいます。
これは原発の事故とか、あるいは原子力発電所でウランを吸い込んだとか、プルトニウムを吸い込んだ。
あるいはチェルノブイリの灰が降って、欧州全体でたくさんの人が死んでます。

つまり、本当の核兵器の恐ろしさ、あるいは核の恐ろしさは、直接ガイガーカウンター持っていってこうやってさわって、ああ、どうとかこうとかいうのはあんまり怖くないんです。
怖いけども、それは死んでも、「ああ、これは放射線で死んだ」って分かる。
ところが、何で殺されたっていうのが分からずにたくさんの人が殺されてるわけです。
私はこのことをみんなに知らせたい。だから、核兵器もなくさなくちゃいけないし、原発も止めなきゃいけない。

で、この被害がアメリカの政策と日本の政府の政策で隠されてるんです。つまり、「原子力発電所は安全だ」とか、それから「あとから入って少々の空気吸ったりしたのは、微量の放射線だから心配ない」。これがアメリカが戦後ずーっと世界に宣伝し、国連を動かし、国連に嘘の報告をし、国連の国はみんな放射線被害、原爆被害ってのは直接ピカッてやられたのが怖いんだ、そうでないのは心配ないって思ってるんです。
 
私は30年間外国を歩いて、もう3千回か4千回公演して歩きました。テレビで放送もしました。そこで、ピカも浴びてない、2週間後に入ってきた全く関係のない人がこういうふうに死んでるということを話してきました。

で、これはこの人は1週間後だからまだ何とか僕らは見当つけるけれども、半年後、1年後、5年後、10年後、20年後、30年後に死んだら全く関係ないことになっちゃう。こういうかたちで人を殺すのが核兵器だし、放射能なんです。このことをしゃべれる人が日本にいない。

日本の医者で放射線に関心を持ってる医者はたくさんいますよ。だけど残念だけど証明する方法がないんですよ。私はこの癌は広島でヒバクした癌だよって僕は思ってる。で、これはほかの先生が見てもそうは言えないんです。今の医学には証明の方法がない。つまり医学で分かる前に人を殺すことだけやっちゃったわけです。いまだにそれを明らかにする医学はできてない。

今の医学の「細胞単位」ではなしに、その60億分の1の「分子の段階」、酸素分子とか炭素分子とか、そういうものと同じように放射性分子がそこで仕事をして人間を殺していくということが明らかになるには、私はあと30年ぐらい必要だろうと思う。これ、研究する医者がいないんです。金がかかるし、こんなことは誰もやらない。だから今放射線については世界中の人間が全部無力です。医者も無力です。
情報元:ねこねこブログ


 医師で広島で自らも被爆しながら、その半生を被爆者を支援に捧げた
全日本民医連理事、埼玉県民医連会長などを歴任。
現在、全日本民医連顧問、日本被団協原爆被害者中央相談所理事長。
 
1917年 年広島生まれ
1994年 陸軍軍医学校を卒業、軍医少尉として広島陸軍病院に赴任
1945年 診察中、広島にて被爆。被爆者救援にあたる。
 
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 肥田先生は広島の生き証人です。
福島原発をきっかけに私は色々調べるようになりましたが
日本だけの問題を今調べてましたが、辿り着いたのは、広島、長崎の話でした。
多くの経験から得た言葉は重く響きます。
まだ調べないとわかりませんが、アメリカの圧力と影響・・・それを強く感じます。
 


転載元: †Meteora†

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