小出先生のお話(続き)

 
小出先生のお話「原爆、原発と憲法9条」
 
イメージ 4 ヴォーリズの堅田教会、
小出先生のお人柄については
 
 
講演の要約と前半
 
 
(続き)・・・・・
 
日本が取り出したプルトニウムはイギリス、フランスからのもの。日本に戻ったのが青い部分。これで、長崎の原爆を4000発作れる。
日本にはそれだけのプルトニウムがある。
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世界から見れば、使い道のないプルトニウムを持っている日本は怪しい国。
この不要なプルトニウムを燃やさなければ、日本は世界から信用されない。
プルトニウムを燃やすための原発をなぜやり続けるのか
あきらめない理由とは?? 
核兵器だと思う。
プルトニウムも可燃、不可燃がある。7割は核分裂するが、3割は役に立たない。
核兵器を作ろうと思えば、今でも4000発は作れるが、もっと良いものを作るには、高速増殖炉の98%は使用できるプルトニウムが必要。超優秀なプルトニウムを入手するために原発をあきらめないのではないか。
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この言葉の意味を考えると、同じ言葉なので、核開発なのか?平和利用なのかわからない。
核を開発するイランを責める世界だが、では、日本はどうなのか?
イランがすると、核開発で、日本がすると原子力の平和利用なのは変ではないか?
 
日本国憲法ではどうなっているか??
その前に、日本政府の公式見解では、
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はっきり言えば、核兵器を「持っていい。」と言っていることになる
私は昔からこれを知っていた。
 
こちらを見て下さい。
核兵器については、製造能力は常に保持しなければいけない。」
 
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さらに、外務相の談話では、
核の保有能力は持つが、当面、政策としては持たないという形でいく。
そのためにも、プルトニウムの蓄積と、ミサイル転用の技術を開発しておかなければならない。」
 
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核兵器保有という可能性を日本はずっと持ち続けてきた。
 
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この明確な平和条項を、どう解釈すれば、
このような(核を保有しておくという)見解になるのか??
 
下の表は、世界の軍事費トップ10
世界最大の軍事費トップはアメリカだが、それにドイツ、日本と続く。
日本は10指に入る巨大な軍事国家。
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さて、ここは教会。
教会が戦争に対してどんな役割を果たしたか?
反対した教会も、加担した教会もあったと思う。
マルチン・ニーメラーは、初めナチスに加担した。その後、ナチスに反対したが、すでに遅く、1937年、収容所送りとなり、戦争が終わるときに救出され、生きのびた。
 
マルチン・ニーメラーについては、こちらwikiを参考までに・・。
最初は保守派として知られ、アドルフ・ヒトラーの支持者だったが、告白教会の創立者の一人となりドイツプロテスタント教会のナチ化に強く反対するようになる。ナチの教会に対する国家管理への反対行動によって、1937年から1945年までの間ザクセンハウゼン強制収容所ダッハウ強制収容所に収容される。命からがらホロコーストをまぬがれ収容所から生還する。
1950年代から平和主義者、反戦運動家として声をあげるようになる。ベトナム戦争中もホー・チ・ミンと面談し、反核運動でも活動。
 
(「マルチン・ニーメラー牧師」の話をされる小出先生。)
 
「1933~1943の間に、24万人の人が、ナチスの焼却炉で焼かれ、殺された。
それをニーメラー自身は知っていた。
 
(用意された資料を読み上げる先生)
 
(有名な、マルチン・ニーメラー牧師の告白)
資料
「1937年7月から、1945年の半ばまでは私にはアリバイがある。(収容所に入れられていた)。だが、おまえは問われている。
「1933年から、1937年の7月まで、おまえはどこにいたのか?」と。
私は、この問から、逃れることはできませんでした。
1933年には、私は自由な人間だったのです。」
 
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小出先生
「私は今、(ニーメラーと同じく)自由な人間としてここに立っています。
そして、この国(日本)では、原子力が進められている。
原子力の問題も同じ。
歴史はつなげていかないといけない。
日本が核を持ち続けることについて、何もしなければ、私もニーメラーと同じ後悔をすることになる。
それ(原子力の開発)を止めるために私は語っていきたい。
私一人ではできないが、皆さん一人ひとりの力を借りていきたい。
ありがとう。」
         
            ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
講演内容は以上です。
教会で行われ、しかも9条の会主催とあって、
今回の講演は、主催者側の意向に沿った形での内容だったと思います。
政治は嫌いと仰っている小出先生ですが、
9条の会主催の会の講演をお引き受けになったことで、
科学者として、自分の立場や信条を明らかにされた勇気には感服しました。
もう一点、同様に、キリスト教会で行われたことで、
「黙っていてはいけない。
マルチンニーメラーと同じように、きっと後悔することになる。
反対していく勇気と行動を・・・!」・・と、
クリスチャンに、そして聴衆の一人一人にも呼びかけられたことが心に残りました。
 
非常にたくさんの知識と、今回はマルチン・ニーメラーやヴァイツゼッカーの
言葉も登場し、人間への関心と人生への思索の深さにも感嘆しました。
 
質疑応答は 長くなるので次の記事へ           


転載元: mimiの日々是好日

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