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玉三郎「春夏秋冬」





画像は以前の阿国舞台パンフからです。



この舞台、生で見たかったのですが同じ八千代座の玉三郎丈のチャリティコンサート〔昨年7月〕にも行くったし、11月のこの公演はあきらめたのです。

ちょうど病気が見つかるころの公演でしたので予約取らなくてよかったのです。

玉三郎丈がおっしゃるように江戸の雰囲気を残したこの八千代座で絵巻物のような新作舞踊公演が行われ先日、その一部がテレビ放送されました。

玉三郎さんは21年も八千代座に通われ公演行い取り壊し寸前の八千代座を守られたのです。

口上も東京などのそれとは違い、アットホームな感じで長くお話してくださるのです。

春 琴、三味線、唄の演奏にうっとり。 花柳壽輔振付


そこへ武家の奥方のような扮装の玉三郎が登場。当然ですが気品があり立派ですね。

そこに7人の花柳一門の男性舞踊家が加わり桜が舞い散る中の舞踊が繰り広げられます。

品のよい薄い緑の着物引き抜いて松の功のような白い着物に替わります。

次は出雲の阿国と名古屋 山三 の華やかな踊り

4人の男性踊り手が普通の裃の上下の上に女物小袖を羽織った「カブキもの」の出立ちで踊る場面があったそうですがカットされています。

夏 蛍  以前も玉三郎HPに蛍の画像がありました。

なんという美しい丸髷の女  女が持つ桔梗の団扇と籠。かんざしもヒスイ?緑がさわやか。



蝉時雨  竹久夢二 調の玉三郎と学生帽の男。竹久夢二調の扮装は写真集では見たことがあります。似合います。可愛い~

孔雀の羽の大きな扇、これで踊るのはすごく難しそうです。

長崎の龍踊り、南京玉すだれ、漫才などがあったそうですがカットされています。

軍服を着た学生が登場。出征と爆音。

第二部秋

耳なし芳一 、平家の女人、おすべらかしがこの上なくお似合いです。

藤壺や浮舟思い出しますがこの女人は怖い亡霊、芳一を襲います。

長袴がハラリと下の段にかかるのが決まります。

玉三郎は清姫や六条御息所などの怨霊、怖い役も絶品です。

山鹿灯籠 を被った玉三郎さん登場。60人のおなじく灯籠を被った若い女性たちと踊り(「よへほ節」)の競演。

鎮魂

再び先ほどの軍服を着た男と女が登場。男はすでに死んでいて亡霊になっている。それを悟った女は嘆く。

牧師が出て十字架を女に授ける。十字架を持ってひねる形が美しい。




玉三郎がこだわった地元の方の参加するシーン、60人の女性の踊り手。

灯籠のやさしい明かりで八千代座を包み込む幻想的な舞台です。

「よへほ」〔酔っちゃいな〕が印象的

♪主は山鹿の骨なし灯籠骨もなけれど  肉もなし よへほ よへほ


客席は玉三郎考案の可愛い灯篭のペンライトが振られています。


鷺娘 の玉三郎、雪の中を白い着物 で舞う。いつもの鷺娘の衣装ではありません。

また白い羽一本を頭に付けた男七人と共に舞います。

やはり東北大震災の影響がここにもありますね。




ワイダ監督 が玉三郎しか出来ない神秘的なナスターシャと絶賛した映画です。

ショールひとつかけるだけでムイシュキンからナスターシャに変身するのですから。

このワイダ監督の絶賛には玉三郎丈もうるっとされたことがあります。

ヨーヨーマ・モーリス・ベジャール とも競演されました。

このような俳優が日本にほかにいるのでしょうか。
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猫と暮らしバラ栽培、ミュージカル、玉三郎観劇、動物園巡礼にはまっています。

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