若者の貧困と経済的徴兵




大内先生が教鞭とる中京大学、前からここの建物が気になってるので
あちこち撮影してきました。それは又。

この日のおかげで感激の講演会と大学構内ウオッチが出来ました。
桜も咲いてきています。




大内先生の講演から始まりました。
パワフルで今の政権に怒り持っていらして頼もしい!

奨学金の話になると学生の集中度が凄い、みんな自分の問題だから。

卒業したらもう友達にも会えない、みんなブラック企業だから。

画像、今回も綺麗なピンクの洋服の福島さん(後姿)と
右の黒い帽子はお洒落な西さん。




福島さんの話も胸に迫りました。

山内さんとの対談の後廊下で偶然福島さんに接近し名刺をもらい
福島さんから握手され、思わず大好きですと言ってしまいました。

私は政治家に握手してほしい等思わない人間ですが。

ミュージカル歌手サラ・ブライトマンに握手してもらっただけです。

山内先生の話
300万円の時計が高島屋で売られている、そんなの買えるのは誰

不労所得、株の売買で儲け20パーセントの税率で

勤労所得者が40パーセントも引かれる不公平さ。

30年前の税制に戻せば不公平が緩和される。


今60代の人の学生の頃の授業料と現代は大違いです。
国立大学の授業料1969年入学では1万2000円

2010年では53万5800円

これでは非正規雇用が4割の貧困社会では払えません。

有利子奨学金は無利子奨学金の倍以上

昔は優秀な一部の人しか奨学金もらっていなくて、まさか利子や延滞金まで取られて借金地獄に陥っているとは。


西さんは高卒で就職内定していたのに取り消されたため
国立大学へ進学し、奨学金をもらったと。
勿論借金にはならなかった時代です。

今は返せない人間には延滞金
元本減らすことが出来ない仕組み、

こんな仕組み考えるのは悪魔ですね。

これでは結婚できない。少子化になるはず。
たとえ恋人になってもお互いに何百万の借金背負っていたのでは。

自衛隊に入るか、ブラック企業、バイトか。

中学生まで自衛隊に勧誘しているとか。

9条だけでは9条は守れない

25条生存権を生かすことが9条戦争の放棄 を実質化することになる

安部は真逆の言葉を使うから

戦争という言葉使わず事変と言うであろう、満州事変と同じ。

放射能はコントロールされていると同じです。

学生だけの問題ではありません。私たちの生存権がかかっています。

バーナード・"バーニー"・サンダースの話も出ました。

不十分なのでこちらをどうぞ
以下は引用です。
2010 年度、奨学金受給者の割合が50.7%となり、ついに過半 数となった。今、奨学金という名の借金をしながら大学に通う学生 が激増している。そして、奨学金の返済に苦しみ、返済できない 人が増えている。私たちはどうしたら良いのか。

講師:「奨学金問題対策全国連絡会」共同代表 ・中京大学国際教養学部教授  大内裕和
1967 年神奈川県生まれ。東京大学大学院教育学研究科(比較教育社会学) 博士課程終了。専門は教育研究。著書に『日本の奨学金はこれでいいのか!―奨学金という名の貧困ビジネス』(2013 年、あけび書房)、『愛国心と教育』(2007 年、図書センター) など。最近は『現代思想』2014 年4月号「特集=ブラック化する教育」に寄稿。
大内 よろしくお願いします。「日本学生支援機構の奨学金の真実」というテーマで話してほしいということですので、お話ししたいと思います。ちょっとだけ自己紹介すると、私は現在愛知県の中京大学というところの国際教養学部で教えているんですが、この東京大学の本郷にある教育学研究科の出身です。だから、本郷の大学院を出ています。
 駒場との関係でいうと、1995年だからもう20年ぐらい前ですね、ご存知かどうかあれですけれども、東大の教育学部に藤岡信勝という先生がいました。その人がアメリカの留学から帰って来た時に、ちょうど湾岸戦争問題があって、日本もそれに対して経済的援助だけじゃなくて人的な貢献をすべきだという声が上がっていました。彼が帰ってきた後、それまではそう言っていなかったんですけれども、アジア太平洋戦争は正しかったという歴史観を学校現場で教科書として示すべきだという運動がありました。これがもともと自由主義史観というもののスタートです。小林よしのりという名前を知っていれば、それが「新しい歴史教科書をつくる会」という教科書の運動になっていました。
 私は当時大学院のドクターの3年生ぐらいだったんですけれど、こいつはまずいなと思いました。その歴史修正主義ですね、ナチスのガス室はなかったとか、南京虐殺はなかったとかと同じで、アジア太平洋戦争は全て正しかったんだということについて、教科書をそういうふうにすることはとても問題だと思いまして、教育学部の大学院や学内で色んな活動をしていました。当時、駒場に小森陽一先生と高橋哲哉先生という2人がいらっしゃいました。その2人が、私がそういうことを教育学部でやっていましたら、それは大事だということで、講演会とか学習会を引き受けてくれたりとか、そこのゼミの学生たちが私と一緒にその問題に取り組んでくれて、それで少し接点がありました。
 その後、教科書問題プラス教育基本法の改悪に反対するということを10年前ぐらいにやっていたんですけれど、そんなことで駒場とは縁があります。
 今日のテーマは、日本学生支援機構の奨学金ですから、そのことをやりたいんで、話していきますね。

1. 奨学金問題への関心

●「最近の若い先生は貧しい」

 私も25年ぐらい前の大学生の時に、奨学金を借りていましたし、教育学が専門ですから、奨学金について一定の関心は持っていました。だけど、まさかこんなふうに全国会議をつくって、去年は立命館と千葉と法政かな、今年は今度早稲田に行きますけど、本当に日本中の大学でこの話をしなければならなくなるとは、全く予想していませんでした。
 後で話しますけれども、私が学生だった25年前というのは、日本が経済的に最も良かった時期で、恐らく奨学金を借りているのは大学生の全体の1割台。だからほとんどの学生は借りていない。私は借りていましたよ。だから、とても例外的で、自分のことなんかしゃべっても、周りは聞いてくれない感じでした。おそらく平均の仕送り月額は、東京の主要国立・私立大であれば、15万円ぐらいまでいっていたと思います。今恐らく8万円とか7万円とか、場合によっては6万円台という都道府県もあるぐらいだから、半分ぐらいになってしまっているんですね。激減していると。とにかく、私はそういう関心があった。それは、自分とか一部の学生たちにとっては問題でしたけれど、全体では問題にならなかったですね。僕のクラスに仕送り月額40万円という学生がいましたけれど、びっくりしました。そういう時代です。
 で、今のような関心を持ったのは2010年7月です。その時、講演で札幌に行ったんですけれど、テーマは奨学金でも何でもなくて、一般の教育問題でした。私は教育問題で講演に行くと、大体現場の先生とか、保護者の人が来るので、そういう人と話すことをとても大事にしているんです。なぜかというと、現場の先生とか、子どもを持っている保護者というのは、今のことを知っているから。教育学というのは、本を読んでいるだけじゃダメで、現場で何が起こっているのかを知らなかったら、ずれていっちゃうでしょ。だから、その時も現場の先生が来たんで、話を聞いたんです。大体私が聞くのは、今の学校現場はどうなっていますかという話です。
 その時も、50歳代の小学校の先生がいて、最近の学校はどうですかという話をしていた流れの中で、最近の若い先生はどうですかという話を聞いたんです。ただ、その50代の先生は、「最近の若い先生は貧しい」

と答えた。これはアルバイト問題もそうなんですけれど、学校現場でも、時間講師とか臨時講師とかの非正規教員が増えている。それからNHKの「クローズアップ現代」でも放送されましたが、私立の高校だと派遣教員みたいな、今日みたいな金曜日の6限だけ来て、はいおしまい、みたいなね。多分東京付近に派遣センターがあって、どんどん送っていますけれど、そういう非正規教員が増えているから、そのことかと思ったんです。そういう先生のことですかと聞いたら、いや、当然そういう先生は貧しいんだけど、そうじゃなくて、正規の先生が貧しいと言ったんです。正規の教員の賃金カットもこの間ちょっと進んでいますけれど、でもそんなに滅茶苦茶に進んでいるわけではないから、どうしてですかと聞いたら、最近の先生は奨学金を返しているからと言われたんです。
 これはぱっと気がつきました。何で気がついたかと言うと、戦前の師範学校以来の伝統で、1997年までは、小学校・中学校・高校の教員は、一定年限勤務すると、奨学金返還の免除職だったんですよ。恐らく8年だったです。8年間勤務すれば、借りた奨学金は返さなくても良いという職業だったんです。それが1998年に免除職ではなくなって、返さなくちゃいけなくなったんです。私は当然それは知っていましたよ、教育学が専門だから。知っていたけど、それが現場の50代の先生が、今の若い先生は貧しいと言ったことで、あ、そんなに大変になっているんだということに気がついたんです。例えば、給料が月20万円スタートぐらいだと、税込みだから手取りは17万円でしょ。17万円から奨学金返還額を3万円引くと14万円しか残らないから。
 だから、今週の日曜日も東京で集会があった時に、北海道の正規の先生なんだけど、奨学金の返還があるから彼女と結婚できないという話がぱっと出るわけ。これは日本の戦後の教員の場合は、公務員よりも特例措置で賃金が上乗せされているから、それはもう長期の安定度からいっても、最も結婚している職業です。なのに、そこの正規の教員が奨学金返還が理由で結婚できない。この間名古屋の高校で聞いたのは、若い先生が飲み会に来ないって。付き合いが悪いからじゃなくてお金がないからって。
私が教えている中京大学なんかでいくと、これは大学の差が色々あると思うんですけれど、教員とか公務員になれるのは相当の上位層で、それになれない人のほうが多いわけです。その上位層の人が結婚できないとか飲み会に行けないとかいうことは、私の教えている学生は大半がそうなるということじゃないですか。と、気がついたんですよ。

●愛媛大での講義―奨学金に大きな反応


 私は当時は中京大学に行く前で、愛媛県の松山大学というところで仕事をしていました。松山大学は私立の大学です。隣に国立の愛媛大学というのがあって、そこで教職課程の非常勤講師をしていました。そこは、小学校・中学校・高校の先生になるんです。
 びっくりしたから、その年の秋に予定を変更して、奨学金の講義をやったんです。そうしたら、普段と全く反応が違うんです。地方の国立の学生は真面目だから、しゃべっている学生はいないんですけれど、100人ぐらいいたらなかなか全員を集中させるというのは難しいです。でもこの奨学金の講義をやった時は、聞いていない人は誰もいない、みたいな。みんな真剣、みたいな。
 更に、私は大きな講義だと―必修の講義だったから国立でも100人ぐらいいたんです―コメントシートを配って、必ず講義についての質問と意見を書かせて、それで毎回最初に前回の大事な質問に答えるという形式でやっているんです。その奨学金の講義の時は、コメントシートに普段の2倍、3倍書いている。表で終わらなくて裏まで書いている。
 これは私も本当に認識が甘かったなと思ったんです。自分が学生の時は、国立大学の授業料が30万円の時代だから、確か月2万数千円でした。それは今は違っているだろうけれど、せいぜい奨学金を借りるのが月に5万円ぐらいかと思っていたんです。そうしたら、月に8万、10万、12万借りるという学生が、いっぱいいたわけ。一種と二種併用で月17万円以上借りているという学生もいたわけ。100人いて借りているのが70%。しかも、8万、10万、12万借りている学生の数を足すと、5万円借りている学生の数より多いんだよ。ということは、月5万円借りている学生よりも、8万円以上借りている学生のほうが多いということだよね。ということは、5万円程度というのは間違いだよね。8万、10万、12万のほうが足したら多いということは、8万円以上のほうが多いということに気がついた。
 月8万円借りているということは、年約100万円で、4年間で400万円。利子をつけたら500万円です。月12万円借りると年140~150万円で4年間で600万円で、利子をつけたら770万円だから、返せないです。
 それで、2回目の講義も変更して、奨学金にしました。学生は、採用試験を頑張りますと言うんだけど、試験を頑張ったってダメだよね。教員になって返済を頑張るといったって、教員って給料が決まっているんだから、残業しようが何しようが、23歳でいくらって決まっているわけです。返せないよと。何を言っているんだみたいな。全然君は論理的じゃないと。頑張ろうが頑張るまいが返せないんですよ。ということがわかったから、話をしました。
 3回目の講義も奨学金にしたんです。もうしょうがない、おさまらないんで。割れんばかりの興奮です。そうでしょ、君は絶対に返せないって私が言うから。それで、60分の講義を3回やってやめた。いくらしゃべったって不安になるだけだから。それで、ディスカッションに切り替えて、聞いてみたら、「先生、不安で仕方ありません」とか、「どうしようもありません」と言うから、そんなこと言ったってしょうがないだろうと。だったら、会を作ったらどうかと言ったんです。で、講義中に「愛媛大学 学費と奨学金を考える会」を10数名で結成したんです。それで私の講演会をやったり、学内にビラをまいたりしました。実はこういうことがあるから今愛知県でもやっているし、全国でも作っているんです。これは本当です。

●中京大での奨学金説明会の行列

 私は2011年の4月に愛知県の中京大学に移ったんです。中京大学でも同じ講義をやろうと思ったんですけれど、そのままで大丈夫かなというのがあったんです。なぜかと言うと、愛媛県というのは、とても経済的に厳しい県です。色々なデータがあるから、確実かどうかはあれですけれど、沖縄県に次いで2番目に一人当たりの県民所得が低いというデータもあるぐらいですね。下から数えて2番目でしょ。最近大阪が悪いから、愛知県は東京に次いで2番目か、東京・神奈川に次いで3番目なんだよね。数字で出ているわけだ、県民所得が高いって。ということは、私が愛媛県のノリでしゃべっても、自分は借りていないし関係ないと言われるんじゃないかと思ったから、ちょっと愛媛県みたいにはうまくいかないんじゃないかなと思っていたんですよ。とりあえずやるつもりでいたんだけど。
 2011年4月に中京大学の講師で行ったばかりで、まだ授業をやっていません。行ったら、外にだあーっと学生が並んでいるんだよ。よく見ると建物の中に入っていって階段を上っているわけ。階段の4階ぐらいから4、3、2、1と降りていって、入りきらなくて外に出ているわけです。私はこういう人間だから、何だろうと思って、教えたこともないんだけど学生に何で並んでいるのと聞いたの。私は健康診断かと思っ― ―たけど違うんだよ。学生は奨学金の説明会ですと言ったの。
 これで色んなことを理解したわけ。地域の差はあるけど、大量の学生が奨学金を借りるという点では、愛媛も愛知も変わらないと。私は愛媛から出てきたでしょ。その年の2011年4月の愛媛大学の説明会は一番大きいロビーでやったんだけど、前の年よりもどっと増えているから、机といすが足らなくなったんだって。去年の数字で予定を組んでやっているんだけど。わかりますね、みなさんだったら。下から2番目の愛媛県と上から2番目か3番目の愛知県がそうだということは、大体全国そうだという予想がつくよね。あとは東京と神奈川と沖縄だけど、沖縄は大変だから奨学金がいるに決まっているし、去年私千葉大と法政でやった時もたくさん来たから。ということは、日本中同じということです。
 前と一番変わったなと思うことは、前は、奨学金の希望者が少なかったから、学部も超えて全部いっぺんにやったんだよね。つまり、奨学金説明会というと、1年生から4年生まで一緒だったり、学部を超えて一緒だったりしたんです。でも今は、たくさん来るから一緒にはできないです。立命館で50%以上借りるんだけど、学生数は3万3000人です。ということは1万7000人ぐらい借りている。いくら巨大な立命館でも1万7000人入る教室はない。ということは、立命館は絶対学年別学部別にやる。つまり、それだけどっと増えているということがわかった。
 私が「奨学金問題対策全国会議」の最初の講演をした時に、マスコミが20社ぐらい来たの。いまだに大学はレジャーランドだとか学生が遊んでいるとかわからないことが言われているから、テレビで絶対に最初に学生の奨学金説明会を写せと言ったの。そうしたらNHKの「ハートネットTV」が奨学金をやった時に(2013年5月21日放送「シリーズ貧困拡大社会『大学は出たけれど…~急増する奨学金の滞納~』」)、筑波大学の説明会を本当に私が言った通りに冒頭で写して番組が始まったわけ。本当にそこにどっといるからね、何百人も。ということなんだよね。
 それで、講義でも奨学金に強く関心がもたれて、11月23日に「教育の機会均等を作る『奨学金』制度の実現を目指すシンポジウム」に出たんですよ。これが5日後の『東京新聞』で大きく取り上げられて以来、2年半―こんなのは生まれて初めてですよ―新聞とかテレビの取材を受けない週がないです。毎週、新聞・雑誌・テレビ、必ず何か取材が入ります。
 なぜそうなったかというと、それだけ大問題になったからです。

2. 奨学金制度の現在と歴史

(1)奨学金制度の現在

●日本学生支援機構の奨学金とは

 「奨学金制度の現在と歴史」です。多分みなさんは説明しなくてもわかると思いますけど、確認のためにやりますね。何で親世代が奨学金についてわからないかというと、奨学金制度が親の時とものすごく変わっちゃっているからです。大体、日本学生支援機構といっているけれど、親世代は日本育英会だから、団体すら違っています。
 日本学生支援機構の奨学金は2つあります。「第一種奨学金」は無利息の奨学金で、特に優れた学生および生徒で経済的理由により著しく就学困難な方に貸与を行うとなっている。「第二種奨学金」は利息付の奨学金で、利率固定方式または利率見直し方式のうち、どっちか一方を選択して、いずれの方式も利率は3・0%が上限で、第一種よりもゆるやかな基準で選考されたものに貸与すると。
 ちょっと古いけど、2011年の入学者の奨学金貸与月額は次の通りです。第一種は国公立大と私立大がそれぞれ自宅通学と自宅外通学で違っています。国公立の自宅通学が4万5000円、自宅外通学が5万1000円。私立は自宅通学が5万4000円、自宅外通学が6万4000円。第一種は3万円を選択することも可能です。
 第二種は、貸与月額が3万・5万・8万・10万・12万円のいずれかで、大学院は15万円、ロースクールは22万円まであります。
 さっきの愛媛大学で、第二種12万円と第一種5万4000円で計17万4000円を借りている学生もいるし、私が今教えている中京大学で第二種12万円と第一種6万4000円で計18万4000円という学生もいます。月18万4000円を借りている学生は4年間で1100万円です。4年間大学で学んだら、1000万円以上の借金を背負うことになります。
 これをいちいち何で高齢者にしゃべらなきゃいけないのかというと、高齢の人たちの時は利子もついていなかったし、額も全く違うから、みなさんにとって当たり前の説明をしないと、わからないわけ。逆に今の学生は前のことを知らない。世代間段差だと思うんだけど、どうして話が通じないかというと、若い人は前のことを知らないことが多いし、年の人は今のことを知らないことが多いでしょ。だからいちいちこう言っているわけです。
(2)奨学金制度の変化

●第二種奨学金(利子付き)の導入

 第二種は昔は本当にありませんでした。みなさんからみれば相当前ですけど、1984年、私が高校2年の時に、日本育英会法の全面改正で有利子枠が創設されました。当時中曽根内閣です。今から30年前で、当時はもっと社会がまともでしたから、奨学金に利子がつくとは何ごとかという反対運動― ―が強く起こりました。その反対運動を押し切って自民党中曽根政権は強行突破したんですけど、押し切って入れているから、当然付帯決議がつきました。「育英奨学事業は、無利子貸与制度を根幹としてその充実、改善に努めるとともに、有利子貸与制度は、その補完措置とし、財政が好転した場合には廃止等を含めて検討する」と。
 だから、無利子を基本にして、うまくいけば有利子はやめるといっているんだね。でも、この付帯決議は全く守られませんでした。国会の付帯決議って守られないことが多いんですけれど、これほど守られなかったことのないぐらい、守られませんでした。
 政府は大学の学費を引き上げる一方で、1999年に財政投融資と財政投融資機関債の資金で運用する有利子貸与制度をつくり、一般財源の無利子枠は拡大せずに有利子枠のみその後の10年間で約10倍に拡大させました。2007年度以降は民間資金の導入も始まったということです。民間資金とは、銀行とか証券会社です。メガバンクです。だから利子をとるんだよね。銀行が貸し出しているんだから、無利子なわけがないじゃないですか。それで利益をとっているわけでしょ。そういうことを学生たちが知っているのか知っていないのかという。私の今までの感じで行くと、学生の大半はそのことを知りません。何だかよくわからないけれど利子がついている、という話ですね。



 【図1】と【図2】を見てもらえば、人数からいっても、事業費からいっても、1990年代後半から無利子はほとんど増えず、有利子枠ばかりどんどんどんどん増えていったということがわかると思います。実際の数で見ると、1998年度は、無利子が39万人で有利子が11万人で計50万人。これも大事です。この頃、約8割ぐらいは無利子です。1 9 9 8年ってそんなに前じゃありません。今から16年前だから、当時18歳だったら今34歳。だから、今の30代半ばの人は、日本育英会だけど、大学で借りた奨学金は大概無利子だと思っています。無利子奨学金が80% だから。
 今は全く違います。2011 年度で無利子は38万人で、有利子は96万人だから、圧倒的に有利子になっているわけ。数が増えるだけではなくて、有利子中心になっています。
 無利子貸与の希望者は、予約採用の段階で、近年毎年約2万人ずつ増加していますが、採用枠が少ないために、2009年には78%が不採用となりました。これも重大な問題で、一つは、無利子は成績と親の年収で条件がついているんだね。だけど、成績が達していて、親の年収も基準値にいっているのに落ちているんです。それは無利子の枠が少ないからです。そうですよね。じゃあ、何のための基準なんだという話になります。
 もう一つは、世の中に良くある批判で、有利子の奨学金を借りて返せないといったら、最初から利子つきで借りてわかっているのに返せないのは本人の甘えだみたいな。これは間違っていますよね。本人が例えば無利子の基準に到達していたっておっこっちゃうんだから。望んで有利子にいっているのではなくて、無利子の枠がないから、更にいうと、本人が基準値に達していても落ちているんだから、それは本人のせいと言えないんじゃないですか。
 第一種奨学金について、小中高の教員になった場合の免除制度はさっき言ったようになくなりました。また、2004年に日本育英会が廃止されて、日本学生支援機構になって、独立行政法人化しました。そして、これは我々にとって大変なんですけれど、大学での研究職や大学教員の免除職も廃止されました。おそらく東京大学の若い先生は大変です。なった瞬間に巨額の返還をやっていますよ。大学院だと、学部の4年間に更に乗っかるからね。修士2年と博士3年で計5年だから。さっきの月15万円だったら、年間180万円です。5年間で900万円です。大変だと思います。900万円だけでも20年返還だったら、年間50万円ぐらいになる。いきなり月給から4万円・5万円引かれるということになります。

●中曽根・橋本・小泉政権の制度改悪

 だから、段階を踏んで悪くなっていくわけです。有利子を導入したのは中曽根政権。財政投融資を入れて有利子枠を拡大したのは橋本龍太郎政権。独立行政法人化して更に悪化させたのは小泉政権です。私は、新自由主義の深まりと奨学金制度の悪化は関係していると思います。中曽根ホップ、橋本ステップ、小泉ジャンプだと思うんですけれど。この奨学金の悪化と派遣法はとても関係している。同じですね。派遣が導入されたのが中曽根政権。規制緩和されて派遣業が増えたのが橋本政権。ついに製造業まで緩和したのが小泉政権でしょ。だから、わかりやすいじゃないですか。若い人の雇用を不安定化し、借金漬けにしたのは、自民党の新自由主義政策だったと。若者は借金漬けになり、卒業後の雇用が不安定になったと。
 そういう関係が良くわかっていないから、アベノミクスに騙されるわけです。『サンデー毎日』に合格者のインタビューが出ていて、「アベノミクスについてどう思いますか」、「期待しています」とか。何もわかっていませんね。なぜあんなに難しい入試に通るのにあんなに簡単なことがわからないのか、非常に面白い話ですね。絶対に良いことないでしょ、だって新自由主義の連続性の中にあるんだから。デフレを作り出したのは小泉政権で、それと同じ政党の政権がやっているんだから、株を持っている人とか輸出産業の一部が潤うだけで、大半の若者にとっては悪いことが起こるんです。けれど、それがわからないのがあの『サンデー毎日』インタビューだなと、この間読んでいて思いました。中曽根・橋本・小泉政権の奨学金の悪化と派遣法の悪化を見れば、アベノミクスに期待できないことは明らかだと思います。
(3)奨学金返済の困難

●大学卒業後、返済できないことに気づく

 「奨学金返済の困難」です。借りないのが良いんですけど、当然貸与ばかりですから、返さなければいけない。第一種奨学金は、返還額が毎月1万5000円以内に収まるように設定されています。自宅から国立大学に通う大学生の場合、毎月4万5000円の貸与を受けられますが、これを大学卒業後に14年かけて毎月1万2857円を返還すると、現役ですぐに払い始めて37歳で終了します。
 これは、返還額が月1万5000円以内とかいっていて、これも私の教えている学生にリアリティを伝えるのはとても難しいです。なぜかと言うと、当然、一部のとても大変な学生で、授業料も自分で払っているという学生はいます。けれど、今のところ日本の大学生のかなりの部分は、授業料は親が支払っている場合が多い。あるいは自宅から通学する場合は、家賃も食費も基本的なものは親が出しているという人が多い。全員じゃないけどね。そうすると、バイトで3万円・4万円稼ぐということはそんなに難しくないから、月1万3000円ぐらい返還するのはどうってことないと思ってしまう。私の教えている学生なんかすごくて、4年生になって、初任給が18万円と書いてあると、18万円まるまるもらえると思っている学生がいます。君、あれは税込みだよと。18万円から所得税・住民税・年金・保険料が引かれます。当たり前ですね。そういう学生を教えているんです、私は。だから、新入社員の要件を見て、あのまま来ると思っているんですけれど、私は最初に、あれはあのまま来ないということを教えます。
 大変ですよ。この前富山県の信用金庫に受かった学生は正規ですが、4月の手取りは13万円です。地方では信金って優良だからね。これで奨学金の返済が月3万円・4万円来るんです。絶対に返せないです。だから、これもやっぱり学生が親がかりというか、これは日本の特徴ですけど、学費は親が払っていて、あるいは親が抱えていて、それで自分の自由に使う金をアルバイトで手に入れる。段々そのアルバイトの理由も、自分で自由に使う金から、免許の金とか、成人式の金とか、就活の金に変わっているという問題はあります。けれど、少なくとも親との合算なので、そうするとバイトで数万円稼ぐことは簡単だから、1万数千円というのは、そんなに大変ではないと思っちゃう学生がいっぱいいるんです。けれど、卒業した後の最初の4月の給与の手取りからいけば、いかに大変かということは、説明するまでもないです。
 卒業の半年後に返済が始まるんですけれど、4月はカツカツで10月から返済が来るんだから、ここから月1万円ぐらい引いたらアウトっていう、赤字っていうことがすぐわかるわけ。でも在学中はわからないわけ。奨学金の会をやったらガバって人が集まるじゃないですか。わからないから、こんなに集まる。何もわからないでしょ。でも、絶対そうなるわけ。これで毎月1万2000円の返済をどうするんだっていったら、おしまいです。年130万円ぐらい返済しないといけないでしょ、多分日本の大学生の半数以上が返済できないと思う。しかも、この20数%の人が借りている第一種は良いほうです。

●奨学金返済で結婚できない

 7割が借りているのは、次の第二種です。毎月10万円借りると貸与総額は4年間で480万円です。貸与利率上限が3%だったら、返還総額は645万円です。年率3%だから。それで、月賦返還額が2万6914円で、返還年数は20年です。すぐに払い始めて返還が終わるのが43歳です。利率固定方式の場合、今の利率は1・08%なので、貸与総額が480万円だと返還総額は536万円です。月賦返還額は2万2351円となり返還年数は20年です。
 これもさっきのアルバイト感覚だとわからないんだけど、もう返還額が月2万円や3万円を超えたら無理なんだよね。正規でも。そのことがなかなかわからないという問題があるのと、それから私が奨学金の講義をやっても、さっきの愛媛大学は70%の学生が奨学金を借りていますけど、中京大学は自宅通学が多いということと愛知だということがあって、奨学金を借りているのは35%ぐらいなんだよね。わかる? 100人中65人が借りていないわけだ。そうするとどうなるかというと、借りている人間は私の話を聞いた瞬間にやばいと思うんだよね。だけど、借りていない人間は―これは学生が悪いというより世の中の風潮で、今だけ金だけ自分だけだから、今のことしか考えない、お金のことしか考えない、自分のことしか考えないから―自分が借りていなければ、関係ないと思うんだよ。
 でも、そんなのすぐに覆せるんだよね。だって、大学生の52%が借りているんだから、結婚相手が借りている可能性が半分以上じゃないですか。当たり前だよね。だから、相手が借りているだろうという話をするわけ。借りていますよ。当然2分の1借りていたら、4分の1は両方借りている。650万円の2倍だったら1300万円です。多分、自分のことを考えているやつも、まさか自分の相手のことは考えていない、という簡単な問題が起こるわけ。
 私はこの問題に気がついた時に、奨学金で結婚できない人間が出るということを言っていたわけ。周りからは、大内さん、すぐそうやって恐怖をあおるから良くない、と言われました。私は自分の目の前で2カップルぶっ壊れているから、話し始めたわけ。2つの例じゃお前の前にたまたまいるだけだからとなるけど、ヤフーの知恵袋に「奨学金」「結婚」と入れて検索したんだよ。すごいよ。ダダーっと出るわけ。「私は300万円、彼女は500万円、合わせて800万円。結婚後の生活が不安で仕方がありません。」「私は借りていないんですが、彼が850万円借りています。母は、お前は借金と結婚するのかと言って私の結婚に頑強に反対していますが、どうしたら良いでしょうか。」みたいなね。というのが何十もヒットするわけ。だから、結婚できないということがわかったわけ。返済終了が43歳だから、結婚したとしても、返し終わっていないわけです。多少返したって中途だから、2人合わせて1000万円がいっぱいいるわけ。日本の平均的な労働者は1000万円返せないからね。という問題なわけです。
 ましてや出産と子育てはできない。だって、結婚できないんだから。だから、うちのゼミの学生たちも、返せるかどうかについては半々でした。でも全員が言ったのは、これを返しながら子育てはできない。これでお前らできると思うかと言ったら、10人全員ができませんと言ったから、日本の少子化はこれからすごいよ。
 5年間の返済猶予を使うと、返済終了が5年遅れるから、43歳から48歳になります。28歳ぐらいで子どもを産むと、48歳なら子どもは20歳になっています。だから学生に言っているのは、君たちは奨学金の返還が終わらないうちに自分の子どもが大学生になる。そうすると、自分が返せないから子どもに借りさせるのかという話をします。すると、みんなはそんなことは考えたこともなかったという顔をするわけです。まさか借りる時にそんなこと考えない。猶予を使ったら48歳で、子どもが大学生というのはあるよね、別に無理な設定じゃないよね。となっているわけです。
 だから、実際に返還額を返していなかったり、あるいは自分だけじゃなくて相手も返していなくて倍になるとか、あるいは自分が借りていなくても相手が借りていて困るとか、あるいは何とか返せるんだけど子どもを産みにくいとか、子どもを育てにくいとか、子どもが学生になっちゃうとか。考えたら、大問題なわけ。世の中では、奨学金の返還ができないということが問題になっていて、当然返還できなくなって延滞金がかさむのが問題なんだけど、奨学金の返還ができたとしても、それが理由で結婚できないとか、子どもを産めないとか、子どもを育てられない人が同世代の半分ぐらい出たら、どうする? ということなんです。それは大問題です。

●奨学金返還できないと年利10%の延滞金

 しかも、次です。延滞金を返せなかったら、年利10%だよ。毎月10万円借りると総額480万円借りるでしょ。で、返せないと、480万円の10%だから、1年で48万円増えるわけ。2年で96万円。3年で144万円。5年で240万円。返せないのに増えていくんだろ。これはもう破綻なんです。
 延滞金発生後の返済もあくどくて、お金はまず延滞金の支払いに充当されて、次いで利息、そして最後に元本に充当されるから、これはわかるでしょ、いっぺんに全部返済しないと元本が返済されないんです。年利10%がついちゃうから、論理上は元本の10%以上のお金が出せないと、半永久的に延滞金を支払い続けることになるわけ。これもわかっていないよね。月に1万円とか2万円とか返しても、全て延滞金にあてられて、全く元本は減らないということになります。
 僕がやった電話の調査では、58歳で返済が終わっていないという人がいました。その人の残りの額を聞いたら、一生かかっても返せないんです。だから、奨学金を一生涯かかっても返せないという人が出てきているわけ。返せないのに、延滞金がかさんでいくから。こうなっている。

●これはもう「貧困ビジネス」

 もう一つは、返還したこの利息と延滞金は一体どこに行っているんだということを学生は知っていないよね。2010年度の利息収入は232億円で、延滞金収入は37億円ですけど、これらの金は経常収益に計上されて、原資とは無関係のところに行くんです。日本学生支援機構とか高校とか大学は、みなさん方の返還金が将来の学生のための原資になりますと言いますが、ウソだよね。原資になるんだったら、元金だけで良いはずなんです。元金があれば、その分でいけるじゃない。利子と延滞金はどこに行くの。利子は金融機関に行っているんです。延滞金は債権回収会社に行っているんです。日本学生支援機構じゃなくて債権回収会社が取り立てているんだから、取り立て資金にまわるわけ。延滞金を払えば払うほど怖い取立てが来るわけ。
 親の時代と全然違うからね。日本育英会の時は、返さなくたって踏み倒せたんだから。今違うでしょ。財務省から毎年ガンガンやられる。特にこの3~4年前からだよね、返せと職場に電話がかかってきます。一応我々が押さえているのではもう、給与の差し押さえまで行っているから。奨学金が理由で給与をもらえないんです。もう言いたくないですけど、何じゃそりゃみたいな。それをわからないで借りている学生がいっぱいいるわけ。利息と延滞金は元金に行くわけないじゃない。わかるよね、元金は元金分なんだから。しかも返済の時は元金からいかないんです。延滞金と利息からいくんだから。それで、どんどんどんどん銀行と債権回収会社が儲かるわけ。完全に金融資本なんです。学生はもう債権なわけ。みなさん方は儲けるための手段とされている。それが金融に回って金融機関が儲かっているわけ。奨学金でも何でもないです。
 2010年度期末で民間銀行からの貸付残高は大体1兆円で、年間の利払いは23億円です。債権回収は、同年度約5万5000件を日立キャピタル債権回収など2社に委託していて、16億7000 万円を回収していて、そのうち1億400万円が手数料として支払われています。だから儲かっているわけ。奨学金は奨学事業じゃなくて、「金融事業」で、なおかつ奨学金を借りている人は、経済的に厳しい家庭の出身者が多いんだから、「貧困ビジネス」でもあるわけ。経済的に豊かでない人を食い物にしているわけです。だから、貧困ビジネスというふうに私は言っています。

3. 上昇し続ける大学学費と経済的困難

(1)初年度納付金

●国立大授業料は45倍に

【表】学費の推移
▼ 1969 年入学(2013 年現在63 歳)
 国立大学 1 万6000 円(入学料4000 円 授業料1 万2000 円)
 私立大学 22 万1874 円(授業料8 万4048 円)
▼ 1979 年入学(2013 年現在53 歳)
 国立大学 22 万4000 円(入学料8 万円 授業料14 万4000 円)
 私立大学 64 万8637 円(入学料17 万5999 円 授業料32 万519 8 円 施設・設備費   14 万744 0 円)
▼ 1989 年入学(2013 年現在43 歳)
 国立大学 52 万5000 円(入学料18 万54 00 円 授業料33 万96 00 円)
 私立大学 103 万5116 円(入学料25 万66 00 円 授業料57 万5844 円 施設・設備費  20 万7932 円)
▼ 1999 年入学(2013 年現在33 歳)
 国立大学 75 万3800 円(入学料27 万5000 円 授業料47 万8800 円)
 私立大学 127 万3095 円(入学料29 万815 円 授業料78 万329 8 円 施設・設備費   19 万8982 円)
▼ 2010 年入学(2013 年現在23 歳)
 国立大学 81 万7800 円(入学料28 万2000 円 授業料53 万5800 円)
  学費の急上昇、特に国立大学の学費が上昇し、私立大学との格差が縮まる。
 3つめです。今日のみなさんはわかっていらっしゃる方が多いけど、日本学生支援機構の奨学金は大学生の半数が借りているんだし、制度を改善しようと思ったら、日本中の人がわからないといけないんです。この奨学金のことを講演してまわると、色んなことに直面するわけ。例えば、富山県でやったんだけど、奨学金のことをこうやって言ったら、手が上がって、先生、奨学金は大変だっていうけど先生が勤務しているような授業料の高い私立の大学だからそうなるんだと。そんなにお金を払うのに大変だったら授業料の安い国立大学に行けばいいんだよって言ったんです。私が、ちょっと変だなと思ったから、ところで今の国立大学の年間の授業料がいくらかご存知ですかと言ったら、せいぜい10万円か15万円ぐらいじゃないですかと答えたんだよね。本当だよ、去年だよ。こういう人がいっぱいいるわけです。私は、54万円で初年度80万円を超えていますよと言ったら、凍っていました。その方は男の人で、年齢を聞いたら64歳だというから、ああ、年間1万2000円ですねと。64歳の人は、国立が年間1万2000円だったから、月1000円です。だから、上がったとしても10万円程度だと思っているんです。1万2000円が今50何万円になっているわけです。物価が3倍ぐらいにしかなっていないのに、授業料は45~46倍。初年度納付金が1万6000円から80万円を超えていれば50倍以上じゃないですか。そうやって、いまだに国立大の授業料が安いと勘違いしている人がいっぱいいるわけ。そういう人の考えを是正しないと、わかんないよね、こんなに奨学金を借りているって。




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