敗戦記念日の東京・中日新聞から

政治・平和
08 /15 2019
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元警察官桜井さんの残した戦争体験

「国家権力により誤った考えのもと多くの国民が悲惨な一生を送っていったのです。仕方ないことと簡単にかたずけないで熟慮して見てくださることを念じます」

アジアの盟主になるとほかのアジアの人々を見下し、「聖戦」の名のもとに
残酷非道な行為を繰り広げた「神国日本」
これほど恥ずかしいことはありません。
又これを繰り返すことに何とも思っていない今の政府、断じて許せません。

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上は今の現実、制空権は米軍に握られ
超低空飛行で住民を狙う


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藤本さんは
「加害の歴史を忘れるわけにはいかない」
後遺症で胃と十二指腸を摘出し、声も枯れた
だが命ある限り証言を続ける。

「日本は戦争で何をしたか
学ばねば過ちは繰り返される。私は学ぶ。鬼から必ず人間に戻って見せる。」


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続週刊金曜日敗戦特集

政治・平和
08 /11 2019

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戦時中は手話も禁止だった
土日の休みもなく、子供まで勤労動員された


http://www.kinyobi.co.jp/common/img/top_logo.png

8月 9日発売 580円(税込)
8 9
(1244)
敗戦特集

記憶されない歴史は
繰り返される

 韓国ソウルの南山の麓に日本軍「慰安婦」を追悼する公園「記憶の場」がある。モニュメントには、日本語など4カ国語でこう書かれている。「記憶されない歴史は繰り返される」。表紙や上の写真である。その言葉を心に刻みたい。
 戦後74年の『週刊金曜日』敗戦特集は、合計39ページ。各記事に共通するのは「記憶の継承」。内容を紹介する。
「慰安婦」問題を学ぶ韓国ツアーに参加した若者たちが、東京で在日朝鮮人の元「慰安婦」の写真展やイベントを行なった。中国人の元「慰安婦」を記録したドキュメンタリー映画『太陽がほしい』の班忠義監督及び、在日朝鮮人による劇団の演出家・金正浩さんに、ジャーナリストの中村富美子さんが聞いた。
 元広島市立大学教授の田中利幸さんは1月、「明仁天皇への公開書簡」を発表し、天皇制の問題や戦争責任を問いかけた。解説は武蔵大学の松井隆志准教授だ。
 天皇制は「元号」のもと個人の時間も支配する。「元号差し止め訴訟」の持つ意味を考えた。「政教分離」の原則が侵食されている。恵泉女学園大学教授の齊藤小百合さんは、国家神道の復活を警戒する。キリスト教団体は、天皇代替わり行事の国事行為化を憲法違反だと主張する。星出卓也牧師に聞いた。
 新しい試みとして、パズルを掲載した。
 日本軍将兵らが収容された撫順戦犯管理所について、ルポライターの星徹さんが報告する。植民地朝鮮から「満洲」に集団移住した朝鮮人たちがいた。彼らを取材してきた朝鮮族の写真家・李光平さんの話をルポライターの永尾俊彦さんが聞いた。解説は東京外国語大学名誉教授の中野敏男さんだ。
 被爆したのは日本人だけではない。大学生らが朝鮮人被爆者問題を学び、広島で朗読劇をした。問題は終わっていないことを知ったと話す。
 韓国大法院が日本企業に対し、元徴用工らへの賠償を命じた判決をきっかけに日韓関係が悪化している。しかし、高校生の友情は途切れない。日韓の高校生によるコンサート「響けよ 歌声」は今年で3回目、8月下旬に千葉県の2カ所で開かれる。主催者の戸田志香さんが報告する。木村聡さんの「不謹慎な旅」はアヘンで戦費を調達した話。ワタナベ=アキラさんには、戦争関連テレビドキュメンタリーを紹介してもらった。
 ひとつひとつの記事を読みながら、戦争の惨禍を想い、改めて不戦を誓う。(本誌発行人 植村隆)

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平和の少女像とベトナム・ピエタ彫刻の原点民衆の悲劇

政治・平和
08 /10 2019
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    昨日の中日新聞夕刊です。


    少女像が日本を貶めようとする韓国人の発露であると考える人々にとって2つの像を同じ彫刻家が制作したことの意味を理解することは困難かもしれない。
    国家の加害を問うことは「ヘイト」であり名誉を傷つける行為
    だとする発想からすれば、韓国人がベトナムで行った加害行為を告発するなど想像もつかないだろう。

    彼女たちを放置した韓国政府の無責任さ、韓国社会の偏見」を問うている。

    作者二人(韓国の彫刻家キムウンソン、キムソギョン夫妻)の視線は
    いつも戦争と植民地支配の犠牲となる民衆とともにある。

    チョンヨンファン明治学院大教授

    27日、ソウルのフランチスコ会館にある平和の少女像前で開かれた「韓ベ平和財団」発足式で、慰安婦被害者のイ・ヨンスさんがベトナム戦争犠牲者のために献花し、「ベトナムピエタ」の前で手を合せている=キム・テヒョン記者//ハンギョレ新聞社
     27日、ソウル貞洞のフランチスコ教育会館前の「平和の少女像」(少女像)の隣に、子供を抱いたお母さんの姿を形象化した高さ1.5メートルの「ベトナムピエタ(ベトナム語名は最後の子守歌)像」の石膏原型が公開された。 この原型を基に青銅で製作される実際のベトナムピエタは、今後、済州(チェジュ)江汀(カンジョン)の村とベトナムのクアンガイ省ビンソン県ビンホア地域に立てられる。 少女像の作家であるキム・ソギョン、キム・ウンギョン氏がベトナム戦で命を失った小さな生命を慰める意味を込めて作った。
     ベトナム戦争終結41周年を3日後に控えたこの日午後、日本軍慰安婦被害者イ・ヨンスさん(88)も少女像の手に紫の花を持たせベトナムピエタに向かって頭を下げた。 「過ちを犯したら謝罪しなければなりません。 まだ日本の謝罪は受けられずにいますが、ベトナム人に対して申し訳ない思いをいつも胸に抱いています」。彼女がベトナムピエタを訪れた若者たちに語りかけた。 イさんはこの日、この席で発足式を行い、韓ベ平和財団建設推進委員会委員の1人として活動してきた。
     ノ・ファウク建設推進委員長は「ベトナム戦争で韓国軍による民間人虐殺犠牲者だけで約9千人だった。 韓国軍の約5千人も命を失い、1万人の負傷者と2万人の枯れ葉剤後遺症患者が残った。 戦争を忘れず省察し、平和に進むために韓ベ平和財団の第一歩を踏み出そうと思う」と話した。 韓ベ平和財団は今後「平和運動キャンペーン」「ベトナム戦争研究とアーカイブ整備」 「参戦軍人を含む苦痛の連帯作り」 「韓国とベトナムの文化芸術交流」を推進する予定だ。
     ベトナムの有力日刊紙「トゥオイチェー」(若者)は26日付新聞の一面を割き、このような活動を「ピエタ像、ベトナムに対する一言の謝罪」 「ベトナム戦争被害者のために声を上げた人々」というタイトルの記事で紹介した。 韓国で学んでいるベトナム人のウンウイェヌンオクトゥイェン氏(32)は「ベトナムの青年も教科書で韓国軍のベトナム戦争参戦の事実をあまり習っていない。 謝罪して共に平和の道を進もうと言った韓国市民に感謝したい」と話した。
    パン・ジュノ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
    http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/741538.html韓国語原文入力:2016-04-27 19:41
    訳J.S(1213字)

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    山本太郎語る「れいわ新選組が、重度障害者を国会に送り込んだ理由」

    政治・平和
    08 /05 2019
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  • 山本太郎語る「れいわ新選組が、重度障害者を国会に送り込んだ理由」

    8/4(日) 8:00配信
    現代ビジネス
    実は練っていた「秘策」
     「山本太郎としては負けた。でも『れいわ新選組』としては勝った、という結果になったと思います。1議席が2議席に増え、政党要件を獲得できたことは大きかった。

    オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」…

     政党になったことで、メディア露出も増えますし、他の党と比べれば額は少ないですが、助成金をいただいて活動を拡大できる。次期衆院選を戦うにあたっても、選挙区と比例区の重複立候補が可能になりました。これでやっとスタートラインに立てた、と思っています」

     今回の参院選、最も注目を集めたのが山本太郎と、彼が率いる「れいわ新選組」であったことは疑いないだろう。

     山本自身は、前回当選した東京選挙区ではなく全国比例で出馬し、個人名では2位に40万票近い大差をつける約99万票を獲得したものの落選。その理由は、党・団体内で優先的に当選させる候補者を決められる「特定枠」候補として、2人の重度障害者を指定したためだ。

     参院選公示前の6月に行ったインタビューの時点では、この「秘策」は伏せていた。選挙後、改めてその真意を山本本人に聞いた(以下、「」は山本の言葉)。

     「決まっていたけど、言えなかったんですよね。公示前日に、私は東京選挙区ではなく比例で出ます、そして特定枠に舩後靖彦さんと木村英子さんの2人を立てます、とサプライズ発表をするつもりだったので。まあ、僕が落選したのは予想外で、一緒に受かるつもりでいたんですが(笑)」

     当選した舩後は難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)患者、木村は脳性麻痺を伴う重度身体障害者で、ともに移動には大型電動車椅子が必要。実は、両者には早い段階で立候補を打診していたという。

     「特定枠で重度障害の方に立候補していただきたいということは、かなり前から考えていました。アプローチしたのは、舩後さんは1ヵ月前くらい。木村さんは、私が2013年の参院選で当選したときに支援してくださった。それで3年ほど前から、『いつになるかわからないけれど、新しい政党を旗揚げする時には立候補してほしい』と話していました」

     だがネット上では選挙後、「国会の改修費用や介助のための費用をどうやって負担するのか」「障害者に十分な議員活動ができるのか」といった批判が噴出し、国会議員も巻き込んだ論争を招いている。

     「木村さんは、以前から障害者政策に関する活動に取り組んでいて、厚生労働省との交渉などにもあたってきましたから、政治家としての適性があることはわかっていました。

     ALS患者の舩後さんについては、コミュニケーションができるのか、という点に疑問を持たれる方が多いと思います。全身麻痺で話ができず、呼吸器をつけて、胃ろうもしていますから。でも舩後さんは、以前から介護事業所の副社長を務めて実際に経営にも参画していますし、もちろん頭脳も明晰です。

     私が重度障害者の方に立候補していただきたいと考えたのは、『生産性で人間の価値を測るような世の中は、もうやめよう』と訴えたかったから。ただ、生産性という観点から言っても、2人は非常に優秀なんです。むしろすごいのは、そんな2人が能力を発揮しなくても、国会にただいるだけでも、周りがどんどん動くということですよね」
    強行採決はできなくなる
     8月1日に召集された臨時国会では、舩後・木村両議員が急遽設置されたスロープを通って登院、本会議場に入った。2人の初登院の様子は、今回当選した議員たちの中で最も大きく報じられている。「れいわ新選組」は選挙期間中のみならず、選挙後にもメディアと世論をジャックしたというわけだ。

     「極端に言えば、2人が国会の場にいてくれるだけでもいいと私は思っているんです。実際、初登院する前から、すでにいろんなことが変わり始めたんですから。

     もちろん、障害者に関わる制度改革など、これから議員として取り組まなければならないことはたくさんありますが、質問などの事前準備をしっかり行えば、コミュニケーションの面でも問題ないと考えています。

     舩後さんの場合、事前に予定していない言葉のやりとりは文字盤を使うことになるし、それには当然時間もかかる。でも、舩後さんが何を言いたいのかわかるまで、他の議員がじっと待つということも、障害者への合理的配慮に含まれるはずです。

     それこそが、国会に重度障害者が入るということの意味なんです。

     これまで、『国会議員は健常者である』という前提で作られてきた国会審議のリズムやペースを、これからは2人に合わせていくのが当然になると思うんですね。法案を急いで審議して無理やり通す、というようなことも、もうできなくなる。スローダウンするしかない」
    「政治は数、数は力」を疑え
     第二次安倍政権下では、数々の法案がいわゆる「強行採決」によって通されてきた。しかし2人の重度障害者の存在が、国会のしくみや採決のあり方そのものを根本的に変えてしまうかもしれない、と山本は言う。

     「選挙の後、テレビなどの『街の声』でも『政治家って激務でしょ? 耐えられるのかしら』といった声を伺いましたが、耐えられるような国会運営をするしかないよね、という話です。今の国会が、障害者が参加できないような制度設計になっているんだったら、そっちを変えればいいじゃないですか。

     それに激務と言っても、仕事の中身にもよる。私から見ても、国会には暇そうな先生がたくさんいらっしゃいますんで(笑)。

     私なんかは一番小さな会派でしたから、朝、委員会に入っても、質問できるのは最後なんです。その間も質問内容を調整し続けていて、居眠りする余裕なんてなかった。でも、大きな党の所属で、ただ出席しているだけの先生方は、他人の質問を聞くだけで、あとは自分で持ち込んだ資料を読んだりしている。何もやることがなくなると、居眠りする。そういう議員の仕事を『激務』と言うのは違和感があります。

     うちは小さな組織なので、どうしても2人の登板回数は多くなってしまうでしょう。でも、本人たちの体調が優先、無理はしないでほしいと伝えています。国会に出られない時もあるかもしれないけれど、自分優先でいいと。むしろ、それに配慮するのは国会の責務である、そういう認識に日本全体が変わっていけばいい」

     田中角栄はかつて「政治は数であり、数は力だ」と言った。しかし今「れいわ」が展開している政治は、そんな古い政治のあり方とは真っ向から対立する。

     「確かに政治は数です。でも、数ではない部分で動くこともある。それを2人が教えてくれたと思うんですよね。数としてはたった2議席だけど、この『2』はケタ違いなんですよ」

    れいわ・安冨歩候補が「子どもを守ろう」とだけ演説する理由

    政治・平和
    08 /03 2019
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  • れいわ・安冨歩候補が「子どもを守ろう」とだけ演説する理由

    「女性装」の東大教授がれいわ新選組から立候補

     参院選の投開票を7月21日に控え、立候補者の熱い演説が全国各地で始まっている。その立候補者の中でも際立っているのが、安冨歩(やすとみあゆみ)氏だ。  安冨氏は、比例代表候補としてれいわ新選組から出馬した東京大学東洋文化研究所教授で、「女性装」でも話題を集めた人物。  各地に馬を連れて「子どもを守ろう」と連呼し、楽しく歌いながら有権者ではない子どもたちとも対話を重ねている。このユニークな選挙活動のスタイルは、昨年7月に埼玉県東松山市長選に出馬した時から一貫している。
    2018年7月、東松山市で子どもたちと談笑する選挙戦中の安冨氏(左上)
     しかも、今回の選挙戦では、「当選したら国政調査権を使ってこの国がどう作動しているかを解明したい」としつつも、「選挙期間中はすべての政治課題を判断する基準を『子どもを守れるかどうか』にしようと言いたい」とし、自分に一票を入れてほしいというアピールは一切しない。  その真意はどこにあるのか?  7月5日に新橋駅SL広場で行われた安冨氏の演説を引用しよう。(注:読みやすくするために文章を再構成・中略をしています。)

    エリートコースを歩んだ安冨氏、自身は「虐待のサバイバー」

    「私は名前を『あゆむ』から『あゆみ』に変えました。変えたら、名前を呼ばれてもドキッとしなくなりました。なんでドキッとしないのかなと思ったら、『あゆむ』が母親に叱られる名前だったことに気がつきました。  親とは10数年前、妻と離婚しようとする時に母親が猛烈に妨害してきたので、弟経由で『もう連絡してくんな』と言ったら、それっきりうちの親は連絡してこないんですね。  なので、振り切っていたつもりでいたんですけれども、名前を呼ばれるだけでドキッとしてしまう。本当に驚きました。子どもの虐待は、ふつうに虐待と思っているようなものだけではありません。私の両親は私を立派に育てました。  京都大学に入って、住友銀行に入って、大学院に入って博士号を取って、東大の教授になるエリートコースに入ったんですが、その私は虐待のサバイバーだと思っています。  京都大学に合格した時も、東大に職を得た時も、私はこれっぽっちもうれしくなかったんです。そういった時、いつも私はホッとしていました。成功する人間というのは、そういう人間です。『成果を上げなければ、生きてる値打ちなんかない』って心の底から思ってるから、成果を挙げられます。東大や京大に合格するような勉強のために青春を捧げるのは、まともな人間には無理です。『合格しなかったら死ぬ』って思ってるから合格するんです。そんなふうに子どもを育てるのは虐待です」  誰もがうらやむような“エリートコース”を歩んできた安冨氏。1997年に出版した『「満洲国」の金融』(創文社)では、日本経済新聞経済図書文化賞を受賞してもいる。しかし、それは「成果を出せなければ、生きている価値がない」と思わされていたからだという。  現代ビジネスのインタビューでは、親から受けた無言のプレッシャーについて語っている。子どもに過剰な期待をし、「いい大学に行かなければ」「大手企業に就職しなければ」と思わせるのもれっきとした虐待だと安冨氏は主張する。
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    エリートに重要な決定を任せてはいけない

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    「この国を主導する学歴エリートは、おびえている」

     それは安冨氏だけの話ではない。一流大学に進学し、官僚や大手企業の社員になるような学歴エリートは、みなそうしたメンタリティを植え付けられているという。 「この国は、学歴エリートによって主導されています。私たちエリートはおびえています。誰かに何かを言われるんじゃないかと。とくに、自分に力を振るうことのできる人に叱られるのにおびえています。  50何歳にもなっても、親と縁を切って10年以上も経っているのに、東大教授で有名人なのに、『あゆむ』という名前を呼ばれただけで私はおびえるんです。子どもを守るというのは、私のような人間を作らないということです。そんな人間に社会を主導させたら、どうなるか想像してください。  なぜエリートは、原子力発電所のような、最初から安全に運営することなど不可能なシステムを安全に運営できると信じられるのか。彼らは偉い人に叱られるのが怖いので、そう信じられるんです。そういう人々にこの国を任せてはいけません。おびえない人に任せないとダメなんです」  エリートたちは、子どもの頃から自分より強い立場の人間と戦う勇気を育まれず、不当なことでも黙って従う大人になってしまう。原発を平然と推進できる「エリート」の官僚も、結局は上司が怖いだけの存在だ。そう、安冨氏は説いている。  そうした人々に国の重要な決定を任せてはいけないという。 「自分自身が自分自身であるということを受け入れてる人、自分がおかしいと思ったら、おかしいと思える人。そういう人にしか重要な決定を任せてはいけません。  安倍さんは学歴エリートではないです。だけど、彼はもっとすごいエリートの家の出身です。そういう人々もおびえています。お母さんに叱られるのにおびえています。おじいさんの夢を実現できないと叱られるから。  恐怖にかられて決定を下す人に社会を任せれば、社会は滅亡に向かいます。私たちが必要としているのは、おびえない、やさしい、強い心を持った人々です」
    7月4日、秋葉原駅前。右から安冨歩氏、山本太郎氏、筆者

    hitomi5235

    猫と暮らしバラ栽培、ミュージカル、玉三郎観劇、一人旅にはまっています。