化粧2題

演劇
07 /14 2019
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7月はめちゃめちゃ散財してますがどれも観て良かった、見逃したら公開するような作品ばかりでした。
友人にも困った人と言われるので内緒。
1時間半の休憩なしの舞台。

2人は本当はつながりはない。

「瞼の土俵入り」の内野さん、かっこいい~

9月の豊橋公演「最貧前線」買いそびれたけど、当日券に並ぶべきか、
動物園に行きながら(;´д`)トホホ
テレビ放送してくれないでしょうか。
内野・風間俊介・ベンガルなどの出演

宮崎駿作品で「平和がなによりだ~」という舞台だから。

豊橋、いい作品出します。☟



昔は金返せというような歌えないアイドルのミュージカルや長いだけの新劇もありました。

「化粧」は一人芝居。

渡辺美佐子野「化粧」はテレビ鑑賞だったのか、最後の狂気の場面覚えています。声もあの雰囲気も好きす。よくこの作品にあっていました。

今回は有森也実とはもろ肌脱ぐ女座長をよくやろうと思いましたね。

内野はミュージカルエリザベートに出たくらいなのでこの芝居でもちょっと歌ってくれてうれしかったです。
ぴったりでやはり舞台で輝く人ですね。
彼の生の舞台ははじめて。

この子供を孤児院に入れるというのは井上さん自身の体験、
親がいるのに孤児院に預けられるとほかの子供にいじめられる
それを井上は道化師に徹し、いじめを逃れたという。

孤児院で献身的に育ててくれた修道士も姿は見えないのですが、
内野さんの演技力で見えてくるよう。

井上ひさしの母を浜木綿子が演じた舞台は観ました。

1934年昭和9年)11月17日井上靖と競った文学青年の井上修吉を父とし、井上マスを母として山形県東置賜郡小松町中小松(現・川西町)に生まれる[2][3]。修吉は実家が薬屋だったため薬剤師を目指す一方、農地解放運動に関わり、地方劇団「小松座」を主宰したほか、1935年には小松滋の筆名で書いた小説『H丸傳奇』が『サンデー毎日』第17回大衆文芸新人賞に入賞している。プロレタリア文学雑誌『戦旗』への投稿や同誌の配布の手伝いもしていた[4]。マスが病院の下働きをしていたときに薬剤師助手の修吉と知り合い駆け落ちしたが、井上の籍には入らず、ひさしたち3兄弟は戸籍上は非嫡出子(婚外子)として生まれた。廈(ひさし)という名前は、『H丸傳奇』の舞台となった中国厦門(アモイ)に由来する[5]。5歳のとき父が脊髄カリエスで死亡。青年共産同盟に加入していた父親は3回検挙歴があり、そのときに受けた拷問の影響で脊髄を悪くしたとも語っていた[4]。母親は夫に替わって薬屋を切り盛りする傍ら、闇米の販売や美容院経営などで3人の子を育てていたが、旅回りの芸人と同居を始める。その義父から虐待を受け、ストレスから円形脱毛症吃音症になる。その後、義父に有り金を持ち逃げされた。山形では父が残した蔵書を乱読して過ごし、「神童」と言われていた。
母は一関市飯場を営んでいた義父の居場所を突き止め、会社から義父を追い出して自ら社長の座につき土建業「井上組」を立ち上げたが、経営はうまくいかず会社は程なくして解散。生活苦のため母はカトリック修道会ラ・サール会孤児院(現在の児童養護施設)「光が丘天使園」(宮城県仙台市)にひさしを預ける。そこではカナダ修道士たちが児童に対して献身的な態度で接していた。カナダから修道服の修理用に送られた羅紗もまず子供たちの通学服に回し、自分はぼろぼろの修道服に甘んじ毎日額に汗して子供たちに食べさせる野菜などを栽培していた。このような修道士たちの生きかたは入所児童を感動させ、洗礼を受ける児童が続出した。ひさしもその一人となった(洗礼名:マリア・ヨゼフ。上京後、棄教している)。一方、井上の孤児院時代の友人によると、この孤児院は理不尽な体罰いじめが横行する弱肉強食の環境であり、当時の井上は弟と一緒だったが「小さな弟がいじめられて泣いてもかばえないような奴でした」「口がうまくてそれで渡り歩いたようなところがあった」、という[6]。井上在園当時に園長を務めた石井恭一修道士も「ひさしさんはおとなしい子でしたよ。弟さんは小さくて、よくおねしょをしたので、皆にからかわれていました。彼はかばうことはせずに、はやし立てる仲間の方に加わっていました」と証言している[7]。この当時のことは自著『四十一番の少年』にも描かれている。





日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
19.07.13kesyounidai
没後10年、「井上ひさしメモリアル10」の第四弾!
豪華キャストで贈る、この上なく贅沢な一人芝居×日本立て
この世は点がつながった果ての線
線で導かれた母と息子
散りばめられた過去が一つになる
過去と現在が一つに重なる時、
それが親子の因果のはじまり
大衆演劇の先人たちの遺した
珠玉の名台詞の数々。
捨てられた息子を演じる内野聖陽。
捨てた母親を演じる有森也実。
一人芝居×二本の濃密な舞台。
19年ぶりに楽屋芝居の名作が蘇る。
【作】井上ひさし
【演出】鵜山仁
【出演】内野聖陽、有森也実
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今、観るべき作・演出の鄭義信、主演池内博之、平田満「赤道の下のマクベス」

演劇
07 /13 2019

https://www.youtube.com/watch?v=d2BAPnFTcpY



新国立劇場『赤道の下のマクベス』フォトコールから(舞台映像も公開!)


昨年の記事です。


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おりしも夕刊に小さく
日本の死刑執行「改善無し」懸念 国際人権団体
アムネスティは日本の死刑執行に4人の再審請求中の死刑囚が含まれていたと指摘
親族や弁護士にも事前に知らせず、
秘密裏に死刑を執行元少年の死刑執行も問題視している。
世界的に遅れています。

この舞台脚本、演技もこの上ない出来です。
韓国で上演した時とは結末もかえています。
現代のシーンもあったそうですがこの舞台は過去の刑務所だけ、男性だけの出演、
シンガポール、チャンギ刑務所

舞台上方には絞首刑台がそびえる

今も日本は絞首刑、世界的に死刑は廃止されてるのに。
日本は冤罪(無実)が多いのに。

↓今読んでる本です。先日の「獄友」パンフにも寄稿している森さんの本です。

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理不尽極まりない

韓国人、台湾人で日本兵だったとしてB・C級戦犯として処刑された人々がいることは知っていましたが、
舞台化され、生身の人間が彼らの心情を発し、
それを聞くと本で読んでいるのとは大違いです。


客席の空気が大きく動いてる。
勿論衝撃受けて泣いてる方も。

刑務所でこのような虐待を受けていたとは。
日本人としてして慙愧に堪えません。

アジア3000万人の死者を出した責任者は誰か。

最高責任者が責任取らないのは今も同じ、
現代の問題でもあります。

誰でも生きていたい、特攻も食料なしでインパールや硫黄島等に送り込まれた日本兵も、残留女性子供、シベリア抑留、食う数、原爆投下…日本が戦争さえしなければ

日本人として戦場に立たされたり捕虜虐待等の罪でのちに処刑されたこの耐えがたい苦しみ。

炭坑や道路作りなどでこき使われた朝鮮人、中国人(後ろの席の女性が上高地のトンネル掘らされたのは朝鮮の人だと話されてました。)サハリンに置き去りにされた朝鮮人

作・演出の鄭義信さんのお父さんも日本の憲兵をしていて
戦後対日協力者として村八分にあった。
B・C級戦犯の朝鮮人も批判された。

生き延びてもこの2006年まで厳しい立場に置かれていたとは


上官の命令(上官の命令は天皇の命令と同じでそむくことは出来ない、それでもやらなければよかった、そういう道はなかったのか人間の条件の梶も思い出します)で捕虜虐待

ひ弱そうな若い兵に真っ先に中国人を殺せと命令…
アジアで民衆を殺し食べ物を奪い尽くし、焼き尽くし、女性を辱めた。

鄭義信さんの舞台作品は今までNHKBSで「焼き肉ドラゴン」南果歩・松重豊主演「パーマ屋すみれ」で観ていましたが本作は放送出来るか

特に「焼き肉ドラゴン」は感銘受けました。

今回はそれを上回ります。

日本人夫妻による南京虐殺の舞台と同様。

引用です。
独房の扉が並ぶ灰色の壁と、背後にそびえ立つ絞首台に囲まれた死刑囚用の監獄・Pホールで物語が展開していく。虫の声が鳴り響く中、明るい日差しに照らされて死刑囚たちは朝を迎える。演劇に憧れてマクベスを読む朴南星、死刑囚の身を嘆いて泣いてばかりの李文平、元日本軍人の山形や黒田、小西らは、碁を打ったり、手紙を書いたりしながらこれまでの人生や外の世界に思いを馳せていた。腹を空かせた彼らがわずかばかりの朝食を待っていると、一度無罪で釈放されたはずの金春吉が看守に連れられてやってきて……。
囲み取材には池内、平田、鄭が出席。朴南星を演じる池内は「全身全霊で、とにかく精一杯この役を演じることが第一かなと思っています」と意気込む。また台本を初めて読んだときはカフェで涙が止まらなくなってしまったことを明かし、「泣いて先が読めませんでした。そのぐらい、すごくいいお話」と本作をアピール。さらに役作りについては「瞬間をポジティブに、楽しく生きていく」を大事にしてきたと池内。「死に向かってはいるんですけど、そこまでの時間に輝いて生きていくことを意識しました」と力強く続けた。
「ちょっぴり緊張を……いやずいぶん緊張してるかな(笑)」と言う黒田役の平田は、歴史上の出来事をベースにした本作を「普通の人たちの視点に立ったお話」と分析。続けて「普通だけど個性的な人たちが悶え苦しんだり、笑ったり、バカなことをやったりする」と作品の魅力を語り、自身と池内の役どころについては「池内くんはカッコいいですが、僕はそこにくっ付いている汚いジジイ」と茶目っ気たっぷりにコメントした。また平田は登場人物が全員男性であることにも言及。「バカなことばっかりやってる彼らは男子中学生みたいで。そこがかわいく、魅力的に見えたら」と見どころを紹介した。
「ドキドキです」と胸の内を明かすのは鄭。第二次世界大戦を背景とする本作については「BC級戦犯を描いた厳しい話ですが、その中でも人と人のつながり、友情や愛情など深い人間のつながりを観ていただければ」とアピールした。また「素敵な俳優さんに恵まれた」と言う鄭が「池内さんの役は死刑囚ですが、ポジティブな役割を担うことになるので『もっとかわいく』とか『そこはもっと笑かしてくれ』みたいな無茶ぶりにいろいろ応えてもらいました。平田さんにも無茶ぶりしましたが、真摯に応えてくれて……申し訳ない(笑)」と稽古を振り返ると、池内と平田は口々に「楽しいですよ!」と鄭に笑顔を向けた。
最後に池内が「難しい話ではあるんですけど、その中に友情や笑いや涙といろんな要素が詰まっていて、楽しんで観ていただけると思います。絶対に何かメッセージを受け取っていただけると思うので、それを持って帰っていただけたら」と呼びかけ、取材は終了した。
上演時間は休憩含め約2時間45分。また3月14日13:00公演の終演後にはアフタートークが開催され、鄭、池内、平田のほか新国立劇場芸術監督の宮田慶子が登壇する。公演は3月6日から25日まで東京・新国立劇場 小劇場、4月5・6日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、4月11日に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT、4月15日に福岡・北九州芸術劇場 中劇場で上演される。






鄭義信の日本初演作品 戦争とは、国家とは......

鄭義信が新国立劇場に書き下ろした、1950~1970年代にかけて戦後の影の日本史を描いた三部作『たとえば野に咲く花のように』『パーマ屋スミレ』『焼肉ドラゴン』に遡る第四弾。
1947年、シンガポール、チャンギ刑務所で、第二次世界大戦のBC級戦犯として収容されていた日本人と元日本人だった朝鮮人の物語です。捕虜への暴力や住民の殺害などの残虐行為の命令者・実行者がBC級戦犯の対象となり、そこには日本人だけではなく、朝鮮や台湾の捕虜監視員もいたのです。
本作は、2010年、韓国ソウルの明洞芸術劇場で、鄭義信書き下ろし、ソン・ジンチェク演出で韓国語にて初演され、北京公演も行いました。今回は新国立劇場上演のために大幅に改訂、日本初演でお届けします。いつも庶民の側から温かくも鋭いまなざしで大きな世界を描く熱い鄭義信ワールド。
戦争とは、国家とは......鄭義信が新たに描く「記録する演劇」にどうぞご期待ください。

ものがたり
1947年夏、シンガポール、チャンギ刑務所。
死刑囚が収容される監獄・Pホールは、演劇にあこがれ、ぼろぼろになるまでシェイクスピアの『マクベス』を読んでいた朴南星(パク・ナムソン)、戦犯となった自分の身を嘆いてはめそめそ泣く李文平(イ・ムンピョン)、一度無罪で釈放されたにも関わらず、再び捕まり二度目の死刑判決を受けるはめになった金春吉(キム・チュンギル)など朝鮮人の元捕虜監視員と、元日本軍人の山形や黒田、小西など、複雑なメンバーで構成されていた。
BC級戦犯である彼らは、わずかばかりの食料に腹をすかし、時には看守からのリンチを受け、肉体的にも精神的にも熾烈極まる日々を送っていた。
ただただ死刑執行を待つ日々......そして、ついにその日が訪れた時......。


『赤道の下のマクベス』②囚人たちの告白は史実を踏まえたもののはずで、情報として知ってはいても、肉声を聞くとショックを受ける。五族協和、八紘一宇への疑いから、ある人物の戦争責任に迫る場面は特に。上司に忠実な小西(木津誠之)の無実の主張に胸が痛む。無為は時に罪になる。
『赤道の下のマクベス』④山形大尉役の浅野雅博さんは悪役(?)が素敵!尾上寛之さんのピュアな存在感、看守3人組の軽薄さも良かった。パンフの解説でインド人捕虜への言及があり、ホー・ツーニェン『一頭あるいは数頭のトラ』を思い出した。https://www.tpam.or.jp/program/2018/?program=one-or-several-tigers 
兵庫、豊橋、北九州公演あり。
  1. この内閣の一番の悪質さって、森友国有地払い下げそのものや加計認可そのものじゃない。それを誤魔化す手段が国を壊すってところ。しかもそれが天然、何が悪いか分かってない。閣僚が答弁するたびに国を破壊していくってすごくない?     
  1. プランニング企画さんがköttur-lover22㌠をリツイートしました
  2. なんか根本的に勘違いしてますそれ。政府与党側の不誠実な議事運営や答弁てのはそれそのものが暴力なんすよ。すでに。

心にひっかかっていたことを、いつか書きたいと思っていた

――本作は、もともと2010年に韓国で、現地の劇団のために書き下ろした作品と伺いました。そして今回、日本版として大幅改訂をされたそうですが、手を加えたいと思ったのは何故ですか?
:韓国の劇団のために書いた脚本では、初めに「現代」があり、チャンギ刑務所で奇跡的に生き残った人が「過去」の話をします。そして「過去」の刑務所の話になり、その二つの時代を同時進行させて進めていく物語にしていたんです。「現代」のシーンでは、泰緬(たいめん)鉄道、別名「死の鉄道」と呼ばれていたタイとビルマ(ミャンマー)を結ぶ鉄道を、戦争中に日本軍が多くの捕虜や東南アジアの人を借り出して短期間で建設し、その過酷な建設作業で大量の死者を出した……という説明を入れていました。今回は「過去」だけの物語にしています。日本の方にはそれを殊更に言わなくても「過去」の話だけでこの物語の「真意」をわかってくださるだろう、そしてお客様に物語の「感じ方」を委ねることにしたんです。
――今まで新国立劇場で上演された『たとえば野に咲く花のように』『パーマ屋スミレ』『焼肉ドラゴン』そして先日まで東京芸術劇場プレイハウス他で上演された『すべては四月のために』が家族や家族に近い周囲の人たちという近しい人間関係の中で起きる物語を描いてきましたが、それらと比較すると、この作品は少し特殊な人間関係の中に置かれていますよね。こういう内容の作品を書こうと思ったきっかけは?
:2006年、韓国ではBC級戦犯だった方も戦争の被害者だと認められたんですが、それまでは親日派、つまり戦争中に日本に協力した人ということで迫害されていたんです。例えば父親の葬儀にそういう立場の子どもが行こうとしたら「帰ってくれ」と親族に断られたり。だから夜中に日本から母国に入り、深夜にこっそりお参りしてそのまま日本に戻ったとか、そういう話がたくさんあるんです。僕の父もかつて日本の憲兵だったので、やはり迫害対象となり、50年以上母国に帰っていませんでした。そういったことがずっと心にひっかかっていて、いつか(脚本に)書きたいと思っていたんです。
僕がいつも書き続けているのは、歴史に翻弄され、歴史の渦の中に消えてしまいそうな人たち。でもそんな人たちもそこで「生きていた」訳です。そのことを戯曲として書き、それを役者の方々に演じていただくことで「記録」として残し、それがお客様の胸に「想い」として残ってほしいと思っているんです。
僕は僕の作品を観終わったお客様には絶望ではなく小さくでもいいので希望を見せたいと思っています。どんなに過酷な状況下で生きていたとしても、明日はきっといいことがあるに違いない。いつか光が見える。今回作品に手を加えたのも、その出口につなげたいという思いからなんです。
――そんな並々ならぬ思いが込められた本作ですが、演じる側である池内さんと平田さんは脚本を読んでみてどのような印象を感じましたか?
池内:僕自身はこのような史実を知らず、恥ずかしく感じました。それと共に自分の勉強不足を指摘されたようでした。これは他人事じゃないな、と。もどかしさ、やるせなさ、モヤモヤが心にたまってしまい、それをどう出せばいいのかわからない気持ちになりました。僕が演じるナムソンは強い芯を持つ人。僕だったらもう泣きじゃくって耐えられないと思うんです。でもナムソンはもっと強くて「今を生きる」ことを大事にする人だったので、この役を自分がやることで自分自身も何か成長できるのでは?と思いました。
平田:刑務所の中だけで展開される話で、全員が死刑囚というすごい状況。その中でも朝鮮半島の人々-当時は日本の領土だったのですが、その人たちと、日本人と、刑務所から解放されたと思ったのにまた戻ってきてしまった人などが一緒の監獄にいるという、不条理極まりない環境です。これは役者としても大丈夫か?できるか?という思いがあり、またこの作品をご覧になるお客様にもどう受け止めていただけるか、と思いましたね。
……と思いつつも、刑務所の中だけで考えると彼らは非常に人間味あふれる人たち。一人として偉そうな人がいないんですよ。A級戦犯ではなくBC級戦犯ですから。そのあたりに自分は共感できたんです。そこでもがきあがいている人たちの姿に僕は胸を打たれ、そういうところを素直に演じられたらいいなと思っています。
――確かに、鄭さんの作品は特権階級的な人物が出てこないですよね。少し立場が上であったとしてもかなり身近な存在だったり。
平田:そう。僕が演じる黒田は、50代で戦争に行っていてしかも偉くもない人。僕なんかが戦争に行っていいのかなって最初は思いました(笑)。でも皆が皆、純粋な若者ばかりでなく、酸いも甘いも知ったようなおじさんが混じるのはおもしろいですね。そういうおじさんやお父さんの役ならやりがいがあるかな、って。僕は庶民しかできない役者なんです。小さい人物しかできないんですよ(笑)。
そして僕は戦争とは、正義とは、って大上段に振りかざす話が苦手なんです。声高な戦争反対とかではなく、鄭さんの作品に出てくるごく普通の人の生き方から、現代の人が共感できるものが自分にもお客さんにも見つかればいいなと思います。
歴史ってこちらの側からみたらこう、逆側から見たらこうって事実が何通りにもなる。でも限りある命の中でどう自分の運命と向かい合って立ち向かっていたか。その中で戦争や命の意味を考えていただきたいですね。
――お二人にとって、鄭さんの作品の魅力と聴かれたらどう答えますか?
平田:いつも優しさを感じます。今回の作品もむさ苦しい男たちばかり出てくるのに、どこかポエティック、詩的なんです。そして極限の状況にあっても人間が本来持っている美しさを感じさせてくれます。
池内:『すべての四月のために』を拝見したんですが、厳しい環境下でも、人々が明るく生きている様を観て、その姿がとても美しいって感じました。自分ももっとちゃんと生きなければと思ったくらいです。
――池内さんは『赤道の下のマクベス』の脚本を読んていて、途中から号泣してしまったと聞いたんですが。
池内:そうなんですよ。確か「僕が死んでもこの星空は輝いているんだろうなあ」っていう台詞のあたりだったと思います。僕が死んでも他の人は普通に生きている……って感じたんですが、その時に何かこうじわーっと胸が熱くなってしまって、そこからはもう駄目でした。あんなに明るく振舞っていた人が……って思うとつらかったですし。思い出して今もまた泣きそうになっちゃいます(苦笑)。でも演じる側としては泣いたらいけないんですよ。この場面は強くさらっと言い切ってしまわないと。
――台本を読むだけで泣けてしまう場面を演じなければならないって俳優ならではの苦しみですね。自分自身との闘いというか。ところで、鄭さんはこのお二人とはどのような関係だったのでしょうか?
:もちろん二人とも昔から知ってます。平田さんに至っては僕の憧れの存在だったんですよ。映像作品も舞台も拝見していたので、いつかご一緒できたらと思いつつ、平田さんはいつもお忙しいのでまだまだ遠いなあ、って。池内さんもいつか一緒にやりたいと思っていた一人なんです。
――ならば、お二人に出演をお願いしたときに、何か役作りなどでこうしてほしい、とかお話されたりしたのですか?
:いやもう「自由にどうぞ」でした。むしろどう作品に絡んでくれるんだろうか、と、そういう点を見てみたいと思っています。二人は役柄としては他人ですが、やがて親子のような関係になっていくので。でも、もうこの二人で大丈夫だなって思っています。
池内:この作品自体に関われるのが本当に嬉しいですね。またこの役が僕とかけ離れた存在なので、そこは稽古でどんどん詰めていこうと思っています。鄭さんにビシビシやっていただいて(笑)。
平田:僕もこうやって正面から向き合って芝居ができる機会をいただけたことが嬉しいです。この作品に出会えてよかったなあ。脚本を最初に読んだ時、罪の意識を抱えた男と言う点に惹かれました。上から言われたままにやったのに、何故自分が死刑を宣告されているのだろうか?でも自分も100%被害者ではなく、何かしら加担しており、罪を感じる行為をしている。正義の味方でも、殉教者でもなく、普通の人が普通に関わってこの刑務所にいるだけなんです。でも誰だって罪の意識、恥の意識の一つはあるでしょう。黒田は単なる被害者ではない複雑な立場にあるって点に心惹かれ、ぜひとも演じてみたいと思いました。さて、それをこれからどう表現するんだろう、と言う点については、池内くん同様、僕も稽古で形を作っていこうと思います。
池内:僕の役もまさに被害者であり、加害者でもある立場。でもやってしまったことへの意識は持っていて、一方で被害者としての意識も持っている。でも僕らとは違って被害者としての意識しか持ってない人もいるんです。
平田:いろいろな立場の人が一緒の刑務所にいるんだよね。



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今晩、教育テレビで2008年の演劇賞を総なめにした日韓共同制の「焼き肉ドラゴン」が放送されます。ぜひご覧ください。わかりやすくて感動します。

こちらにテレビで見たこの舞台の感想があります。

http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/27681142.html

第8回朝日舞台芸術賞グランプリおよび紀伊国屋演劇賞個人賞にも輝いた「焼き肉ドラゴン」の録画を観た。評判通り「人間を、世界を鋭く見つめた舞台」「隠された歴史と英雄でない普通の人々の物語」

キネマの恋人(^^♪楽しくて、意外に深刻

演劇
07 /13 2019
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    劇中人物が映画を観ている場面です。
    昔の映画館は熱気がありましたね、何回も同じ料金で観られました、
    入れ替えなんてありませんでした

    「キネマの恋人」は初演が大好評で再演されました。
    私は初演も知りませんでしたが好きな「カイロの紫のバラ」の舞台化と知り行きました。

    隣席の方が私がペットボトルがあけれないのでさっと開けてくださいました

    なんとイギリスからこの舞台を観に来たと言われる日本人男性でした

    東京、京都、名古屋に来て終演が10時なので宿泊し明日は博多だと!

    1階一番後ろの席が1つ空いていて観るしかないと。

    私も出遅れてこの席をゲットしました。
    宮崎駿作「最貧前線」ももう満席、
    7月はメチャ遊んでるのでこれでも気が引けてこれも見送り

    「キネマの恋人」は3時間超える長い芝居なのに、全然長くは感じません、
    ただお尻が痛くなる椅子とは。前この劇場で見た時は感じなかったのに。

    世評通り、面白い芝居
    俳優が椅子などを動かし、映画館になったりレストランになったり。
    動きが複雑で興味深い。

    映画の映像と生の人間

    すごく笑わせてくれます。

    ミュージカルではないのに、スピーディな舞台転換、音楽がいいですね。

    ケラさんだからでしょうか。

    この時代と現代が同じに思えるって怖いという感想がありました。ほんとそうです。

    緒川たまきさんは肩を丸め、しゃべり方も不思議な創作方言で可愛いのですがお気の毒な姿勢。

    体にきついでしょう。

    彼女は暴力、浮気症の夫のために仕事から帰宅して料理したり痛みつけられています。
    女まで引き込んでいるような男とは別れるべきですが。

    彼女が出ていくときは又殴られるのではと。

    市川房枝の母もまきで夫に殴られていて、
    彼女は女性の普通選挙など女性の地位向上や正しい選挙に生涯ささげました。

    終幕、この姉妹はその後どうなったのかと考えさせます。

    余韻があります。



    妻夫木君は時代劇お似合いです。一度セリフかんでしまいましたが。
    膨大なセリフですから。

    客席にケラさん

    昭和前半の時代の話です。

    女性の生きずらさ
    ここから逃れるためには経済的な自立しかないのにそれがうまくいかない。

    女に学問いらない、とか資格も取れず職業選択の自由もありませんでした。

    今も、母子家庭は貧困率が高い、結婚していても夫が病気になったり失業したり、今のように正社員が少なくなってしまった時代では、さらに困難です。

    連れ合いが若い頃は退職しても1年給与がもらえたり
    失業保険払っていたらその分も支給されたとか、

    今は高い介護保険も子供の国民年金も勝手に取られる

    消費税もどんどん上がり、法人税の補填や欠陥あるのに超高価な武器を爆買のために使われるのでは。

    平塚雷鳥の「青踏」から今は100年たってるのに、性差別も甚だしい日本、
    女性議員の数も最低。
    父親にレイプされ続けていても有罪にならない、
    伊藤詩織さん事件もひどすぎます。

    いかに平塚が先進的だったか、不平等な婚姻制度に反し好きな男性を養い、
    子供も自分の籍にいれた。今もなかなかできないこと。

    隣席の男性安倍晋三を知りませんでした
    芸能関係しか興味ないと。

    イギリスではジュディ・デンチやジュード・ロウの芝居が1400円で観られた、ミュージカルは高くなったと。


    ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)が台本・演出を手がける「キネマと恋人」が、6月8日に東京・世田谷パブリックシアターで開幕した。
    2016年に初演された「キネマと恋人」は、ウディ・アレンの映画「カイロの紫のバラ」から着想を得たロマンチックコメディ。1936年(昭和11年)、架空の港町・梟島(ふくろうじま)にある小さな映画館を舞台に、銀幕スターに憧れを抱く女性・森口ハルコと、周囲の人々の姿が描かれる。
    同作は、16年の初演時に第4回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞を受賞したほか、KERAは第51回紀伊國屋演劇賞個人賞、第68回読売文学賞の戯曲・シナリオ賞を獲得。東京公演の会場をシアタートラムから世田谷パブリックシアターに移した今回の再演には、妻夫木聡緒川たまきともさかりえ三上市朗佐藤誓橋本淳尾方宣久廣川三憲村岡希美らオリジナルキャストが総出演する。
    さらに映像監修の上田大樹、振付の小野寺修二、音楽の鈴木光介、美術の二村周作といったスタッフ陣が再集結。KERAが描くファンタジックでビターな物語を、キャストやダンサーと共に1つの総合芸術として立ち上げる。
    開幕に際し、KERAは「ここまで再演を待たれていた感の強い再演の初日は初めてで、とても嬉しかったです」「ダンサーを含めキャスト全員が島の世界観をつくりあげてくれて、スタッフ含めみんなとつくれた作品だと思います」と述べつつ、「俳優たちは初演より深く人物を演じてくれていて、格段に『深化』したものになっている」と手応えを語る。
    俳優の高木高助、劇中に登場する映画「月之輪半次郎捕物帖」の中で高木が扮する間坂寅蔵、この2役を演じ分ける妻夫木は「『夢なら覚めないで』っていう言葉がぴったりの、稀有な作品だと思います。そんな舞台に関われてとても幸せです」とコメント。また、映画鑑賞を生きがいに暮らす森口ハルコ役の緒川は「きっといつの間にか、ハルコさんが映画の世界に惹かれるように、この舞台作品の世界に入っていただけるんじゃないかと思っております」と観客にメッセージを送る。
    そして、ハルコの妹・ミチル役ほか数役を演じるともさかは「ファンタジーですが実は生々しいものを含んでいるところもこの作品の魅力」「どんな世代の方にもこんなふうに愛していただける作品もなかなか無いと思います」と思いを明かした。
    上演時間は休憩ありの約3時間25分。東京公演は6月23日まで行われ、その後本作は、6月から7月にかけて福岡、兵庫、愛知、岩手、新潟で上演される。

    ケラリーノ・サンドロヴィッチ コメント

    今日は作品のファンのお客さんが多い印象でしたね。1幕が終わって暗転した途端に拍手が来たり、「待ってたよ」という声が聞こえるような客席でした。ここまで再演を待たれていた感の強い再演の初日は初めてで、とても嬉しかったです。

    俳優たちは初演より深く人物を演じてくれていて、格段に「深化」したものになっていると思います。それから初演の時には気付かなかったけれど、作品上の太平洋戦争前の世相と今の時代に呼応するところが多い気がする。それもあって、初演時よりも「現実世界の辛さ」がより響くようになっているのではないかと。つくり物の世界に憧れるって切ないけれど、自分もこういう仕事をしている人間だから、やっぱり創作の世界に助けられているし、もちろんこの「キネマと恋人」にも助けられていると思います。

    ダンサーを含めキャスト全員が島の世界観をつくりあげてくれて、スタッフ含めみんなとつくれた作品だと思います。特に映像の上田(大樹)君と振付の小野寺(修二)君は、この作品ならではの付き合い方をしてくれました。仕事量もハンパじゃない。

    僕の他の作品と比べるとこんなに間口の広い作品はない。これからもずっと、こうした親切な作品を何年かに一遍作れると思われちゃたまらない(笑)ので、「これを観てもらわないと!」と思います。毎回「今回で最後かもしれない」と思いながらつくっているので、是非楽しみに観に来てほしいです。

    妻夫木聡 コメント

    初日を終えて、やっぱり演劇はお客さんのものだなと感じました。特にこの作品は、舞台に立っている時、お客さんとの間に本当に強い一体感があるんです。客席もステージの一部の様に感情移入できて、みんなが寅蔵を好きになって、みんながハルコの気持ちになって、幸せで終わってほしいけど、人生ってそんな甘くはないよね、それでも生きてかなきゃいけないよね、というようなほろ苦さも残しつつ、ファンタジーみたいにどこか別の世界に連れて行ってくれる、「夢なら覚めないで」っていう言葉がぴったりの、稀有な作品だと思います。そんな舞台に関われてとても幸せです。まだ始まったばかりで、当日券もありますので、一回と言わず何回でも、色々な方に、寅蔵やハルコたちに会いに来てほしいと思います。

    緒川たまき コメント

    初日が終わりました。再演の機会をいただいて、キャスト・スタッフ、みんなで力を合わせて、とにかく大事に大事に思いながら稽古してきました。いよいよ本日、お待ちいただいているお客様に見ていただけたわけですが、やはりお客様はあったかい、この場所に帰ってこれた、と感じました。この作品の魅力は、いろいろな登場人物がでてくるのですが、誰かしらに感情移入していただける、というところなんじゃないかと思います。これからご覧になるお客様には、例えば、どういう作品内容なのか分からないまま見に行った映画が、面白かったという体験のように、この作品もただ席に座ってただ見ていただけるだけで……。きっといつの間にか、ハルコさんが映画の世界に惹かれるように、この舞台作品の世界に入っていただけるんじゃないかと思っております。

    ともさかりえ コメント

    お客様が温かく迎えてくださって、無事に幕が開いてほっとしています。みなさんが待っていてくれていたのが伝わってきてすごく幸せな初日になりました。
    どんな世代の方にもこんなふうに愛していただける作品もなかなか無いと思います。ファンタジーですが実は生々しいものを含んでいるところもこの作品の魅力で、私がメインで演じているミチルも一見突飛なように見えますが彼女なりのいろんな理屈や信念を持っているキャラクターです。他にも様々な役を演じているので毎公演、毎公演、新鮮な気持ちで演じられたらいいなと思っています。今回ラッキーなことに再演をすることができました。ぜひ劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。

    初めて神田松之丞独演会へ

    演劇
    05 /19 2019
      
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    図書館と動物園で落語、講談は聞いたことがありますが昨日は神田松之丞独演会に行ってきました。生協の取り扱いで知多市まで遠征。
    立派な建物がいくつもあります。



    落語はがん患者にも良いと聞いてもあんまり笑えない私。
    「韋駄天」は面白く見ているのに低視聴率が理解できない、

    変な幕末物より断然面白いのに。
    落語が好きだった松之丞、だけど
    絶滅危惧種の講談を選んだのは賢い。

    韋駄天に彼が落語家の役で出ていたら、
    本人もトークショウで韋駄天の話していました。
    寺島しのぶもあの時代に留学した体育教師を演じ、大竹しのぶが義母を。
    何より勘九郎がなりきりです。




    松之丞はやはり迫力、魅力、努力、半端なく
    観客の気持ちがわかる
    観客に合わせて演目を決めると。

    手抜き無し、パワー満開の話を聞いてると情景が浮かぶ、
    一人で演じてるのに舞台か映画のよう。


    時に天才が現れ、衰退した分野の救世主になる。

    完売というのに2時間も前から並ぶ観客に驚いた。

    自由席だから。
    平場にパイプ席とは、(松之丞、観客の腰痛を気にする)
    松之丞が広くないホール希望とかで
    隣に大ホールがあるのに。

    冷房も効きすぎコートまで着る客、
    私は油断しはおるものなし。
    中耳炎がぶり返し。休憩の時に冷房緩めてと頼んだのに、効果なし。


    松之丞は開演前後に物販に励みます、
    それは次の本を出したいからと。

    そこでサインし、観客の話に耳を傾けうれしいですなどと、言ってくれる。
    私ももう本屋では買えなさそうな雑誌Penプラス
    「講談界の風雲児、神田松之丞のすべて」をゲット。

    これでラジオ出演(帰宅しさっそく視聴)がわかり
    刀匠やストリッパーなどとの対談興味深く読み
    彼女のストリップを観たくなりました。

    松之丞の中村仲蔵も。
    本も読みます。

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    知多市



    ヤフーブログ廃止のため引っ越し先☞https://ameblo.jp/moris5235

    講談は歴史ものだから好きなのかも、とにかく笑えて体に良さそうです。

    松之亟は愛嬌があリ可愛い声も出るが、すごみもある

    久しぶりのミュージカル「笑う男」永遠の愛

    演劇
    05 /05 2019
    追記
    遠藤周作原案のミュージカルマリーアントワネット」で
    「どうしたら私たちの力で世の中を変えられるか、暴力の連鎖を変えられるのか
    変えるのはあなた あなたたちでしょう?」の歌詞が今の日本に突き刺さる。


    日生劇場4月公演 ミュージカル『笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-』製作発表記者会見にて、浦井健治さん&夢咲ねねさん&衛藤美彩さん&朝夏まなとさんによる歌唱披露映像をお届けいたします!
    https://www.tohostage.com/warauotoko/

    久しぶりの大ミュージカル、山口裕一郎も。

    長身で若々しく(整形でもいい)
    マディソン軍の橋や「マリーアントワネット」「1789」を見逃し残念。

    御園座でマリーアントワネットのDVD販売していたので思わずゲット(;´д`)

    エリザベート、井上のDVDくぐったら24000円芋なっている。

    中川モーツアルトは販売もされていない。

    WOWOWに期待するしかない。

    友人はまたマリーかといって、ご自分は2006年の初演上京してまで鑑賞したのに、私には止めた。

    本作は「レ・ミゼラブル」のユーゴー原作なので期待しました。

    金持ちの楽園は貧乏人の地獄によって造られる

    1689年、イングランド、冬。"子供買い"の異名を持つコンプラチコの手により、見世物として口を裂かれ醜悪な笑みを貼りつけられた少年、グウィンプレンは、一行の船から放り出され一人あてもなく雪の中を彷徨う。そのさなか、凍え死んだ女性が抱える赤ん坊、後のデアを見つけ、道すがら偶然辿り着いた興行師、ウルシュス(山口祐一郎)の元へ身を寄せた二人は彼と生活を共にすることとなる―
     
    青年となったグウィンプレン(浦井健治)はその奇怪な見た目で"笑う男"として話題を呼び、一躍有名人になっていた。
    盲目のデア(夢咲ねね/衛藤美彩)と共に自らの生い立ちを演じる興行で人気を博す二人は、いつしか互いを信頼し、愛し合う関係となる。
     
    そこへ彼らの興行に興味を持った侯爵のジョシアナ(朝夏まなと)とその婚約者、デヴィット・ディリー・ムーア卿(宮原浩暢)が来訪する。
    醜くも魅惑的なグウィンプレンの姿に心を惹かれたジョシアナは、彼を自身の元へ呼びつけ誘惑する。突然の愛の言葉に動揺するグウィンプレンがウルシュスらの元に戻ると突然牢獄へと連行され、そこで王宮の使用人、フェドロ(石川禅)より衝撃の事実が明かされた―
     
    本当に醜いのは、刻まれた貧者の笑顔か、それとも富める者の嘲笑か。
    運命に翻弄される"笑う男"が辿り着く先に待っていたものとは―
    笑う男と言っても内容は悲劇

    山口の役がジャンバルジャンと重なります。

    子供を誘拐し挙句に体を傷つけ見世物に、昔の日本でもよくありました。

    冒頭はレミゼのような船の場面。

    音楽は美しい。
    社会性もある。
    しかし私の中ではレミゼは越えられない。

    40年前に大のミュージカルファンになったはず。

    ウィーンまで初演エリザを観に行けたことはラッキー

    私の中ではピアさんがエリザ、ピアさんの貴婦人の訪問、DVDが欲しい。

    本作に戻り、不遇だった二人の愛は兄妹の愛情

    アン女王はやはりオペラ歌手、オペラの方もミュージカルで大活躍、

    ミュージカル界のプリンス井上芳雄君もミュージカルのために東京芸大へ

    でも芸大ででなくても魅力的なミュージカルスターはいます、中川晃教、岡幸二郎等々

    昔のようなへたくそアイドルのミュージカルはない

    アン女王はなんと
    6回の死産、6回の流産を含め生涯に17回妊娠したが、一人の子も成人しなかった

    ブランデーが好きで肥満体になり歩けなくなったとか。

    私も一時、肥満児だったので気になります。
    客席で倒れたのか、介抱されていた女性も大きい。



    hitomi5235

    猫と暮らしバラ栽培、ミュージカル、玉三郎観劇、一人旅にはまっています。